〈 豊かなアプローチで街にうるおいを 〉
人を招き、街並みを美しくするファサード。
豊かな佇まいのつくり方。
家の周りに植える樹木は、花や実がなるもの、紅葉する落葉樹で四季を楽しんだり、常緑樹で年中緑豊かにするなど、様々な彩りを計画しましょう。玄関アプローチは、外出時、帰宅時に必ず通る場所です。使いやすさはもちろん、演出性やプライバシーへの配慮を考えた外構計画が重要です。視線の先にシンボルツリーなどのアイストップを設けると、奥が見え隠れし、期待感を高めることができます。シンボルツリーとなる高木は、建物全体の印象を決める大事な樹木になります。樹形にこだわって選びましょう。
積水ハウスの街づくり。
積水ハウスでは30年以上前から、家は「街の財産、でもある」という考えをもち、家づくり、街づくりに取り組んできました。家はそこに住む人にとって“すばらしい持ち物”であると同時に、ご近所や通りを歩く人からも見える“社会資産”でもあるからです。そのためには、周辺環境と調和した品格ある建物の外観や、建物の周りにある緑が大切です。例えば、道路際に少しだけ空地を設けて緑を植える、アプローチは自然素材で仕上げる、圧迫感を感じさせない外観デザインにするなど、建物の計画を考えるときに、住みやすさと共に見た目の美しさにもこだわることで、建物の印象を高めたり、魅力的な街並みを形成することができます。
敷地と道路の境目は目につきやすいところです。駐車場となることも多いですが、道路際の床仕上げを周辺と揃えると、街としての一体感が生まれます。石積み用の石材や床のタイルなども、隣同士共通の素材を使うと、より調和した街並みとなります。
積水ハウスは「街」の魅力をつくるため「『街並み』づくり」と「ひとえん」という2つの取り組みにより、住民参加による街づくりを進めています。


