〈 ウォークインクローゼット(W I C)いろいろ 〉
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ショップのようなクローゼットルームでドレスアップ。
オシャレ気分アップのドレスアップルーム。
寝室に付属のウォークインクローゼットではなく、ドレスアップルームという1つの部屋として広さを確保することで、たっぷりの収納量に加えてメイクコーナーや着替えスペースを設けられます。雑多に見えがちな小物類は、扉つきの収納や、ショーケースにスマートに収納できるので、空間の雰囲気を損なわず、オシャレ気分がアップします。寝室側に壁面を確保できるので、家具レイアウトがしやすくなります。
しまう物に合わせた収納形式。
たたむか吊るすかは、服の種類や素材、好みによっても異なります。たたむ派は引き出し、吊るす派はハンガーパイプを多めに計画しましょう。衣類の種類などにもよりますが、ハンガーパイプ1mにつき15着程度かけることができます。可動棚はしまう物に合わせて高さを調節でき、スペースを最大限に活用できます。中央のショーケースは、ネクタイやコサージュを見せながら収納したり、上にアイテムを一時置きできます。
ドレスアップルームにふさわしい照明計画。
間接照明なら全体的に均一な明るさが確保でき、衣類の素材や色合いの微妙な違いをしっかりと確認できます。自然光に近い色の照明がおすすめです。天気に合わせて、服装やメイク、髪型も変わるので、天気予報や外の天気が分かるとよいでしょう。ただし窓を設けるときは、服に直射日光が当たらないように配慮し、日焼けを軽減しましょう。自然光が入ってくる場所でメイクできれば、自然な仕上がりになります。
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おしゃれママ憧れのドレスアップルーム。
ショップのような収納のしかた。
中央に配置しているショーケースには、ネクタイやアクセサリーを収納しています。高さが90cmなので、ショーケースの上にアイテムを並べて一時置きしながらコーディネートができます。
ハンガーパイプは細かく仕切っており、衣類の長さに合わせて効率よく収納できます。
また、夫婦の衣類それぞれが別々のパイプにかけることができます。
快適な身支度のために。
窓があるので、明るく開放的なWICになっています。自然光が入ることで、色の見え方も外での見え方と近くなり、外出したときに違和感がありません。空調設備があると、着替え中に汗をかいたり、寒い思いをしなくてすみます。全身鏡があると、コーディネートしやすくなります。また、コーディネートを考える時に一時的に衣類をかけておけるフックがあると便利です。
和装される方には畳のW I Cもおすすめ。
床を畳にすることで、着付けからお手入れまで効率よく行えます。
収納は畳紙(たとうし)の納まる寸法やたくさんの和装小物を考えた上で適切な量のスペースを確保しましょう。