〈 家族が自然に集うくぼみ空間“ピットリビング”いろいろ 〉
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曲線のピットリビング。
ダイニングのエリアから床を一段くぼませたピットリビングは、寝転んだり、段に腰掛けたり、家族それぞれが思い思いにくつろげます。写真右奥に見える畳のエリアは床を一段上げたステージリビング。部屋全体を見渡せ、空間が繋がっていても独立した雰囲気になります。
このように、床の高さを使い分けることで、お互いの気配は感じながらも適度な距離感が保てます。
「重層ゾーニング」による断面構成
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吹き抜けのあるピットリビング。
床を低くしたピットリビングと、2層分の吹き抜けに面して大きく窓を取ることで、外の明るさを取り込み、ダイナミックな解放感を演出しています。
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床の高さを低くしたライブラリー。
大空間の中でも床の高さに変化をつけることで領域性が生まれ、それぞれに違った居心地の良い空間ができます。
ライブラリーは床を下げることで落ち着き感がうまれ、よりリラックスできる場所になっています。中庭にも面しているので自然を近くに眺めることができます。