〈 土間スペースの使い方 いろいろ 〉

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みんなで集まるサイクルガレージを兼ねた土間ラウンジ。

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玄関とつながる広い土間空間。

玄関土間とつながる広いスペースがあると、日曜大工など汚れの多い作業やモノの置き場所として利用したり、靴を履いたまま友人やお客様を招ける接客スペースとして利用できます。ここではサイクルガレージとしています。自転車を屋内に置く場合、タイヤの汚れやメンテナンスオイルの使用も考えると土間空間の活用がおすすめです。
玄関以外にも外との出入口や、室内へ上がる動線を設けるとより使いやすい空間となります。

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ソファやラグを設けたラウンジスペース。

土間空間にソファを設け、土足のまま腰掛けられると、気軽にお客様を案内できます。南北に窓を設けているので風も通りやすく心地よく過ごせるスペースです。ここではちょっとしたバーカウンターを設けています。好きな飲み物をつくってくつろいだり、大勢があつまってパーティーもできます。
家具の下にラグを敷くと、空間にまとまりができ、土間でもくつろぎやすい空間となります。また、ラグがほこりを吸着し、舞い上がりにくくする効果もあります。

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スマートにおもてなしできる土間サロン。

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「玄関横に接客空間」のススメ。

家族がくつろぐリビングは、プライベートな空間。急な来客にも慌てず接客できる空間がリビングとは別にあると便利です。玄関のすぐ近くに、プライベートな空間としっかり分けて接客空間をつくると、仕事関係や外商・銀行関係などの来客をお迎えするのも安心です。お客様に飲み物や茶菓子をさっと出せるように、キッチンからの裏動線をとっておくと便利です。

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気持ちよくお出迎えできるウェルカムロビー。

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外の雰囲気を取り入れた、明るく気持ちのよいウェルカムロビー。

ガラスパーティションの奥に設けたウェルカムロビーは、約4帖という限られたスペースですが、お客様の待合いだけでなく、外商や銀行の方との折衝、ご近所さんとの交流の場にもなります。大きな窓で外とつながることにより、囲まれ感がありながらも、明るく心地よい中間領域のような空間を作り出しています。お茶出し動線を考えておくと、接客がスムーズに行えます。

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