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大屋根の家

CONCEPT

この地域特有の冬場の北風から広い敷地を守るように建物平面形状はL型とし、
東の道路からアプローチして門塀を抜け、建物奥に入る程にプライバシー度の高まる様に計画した。
その断面は、広い大地にテントを張ったような屋根型とし、人の住まいとして最もプリミティブな形とした。
建物と庭。ひと繋がりの空間は、人に安らぎを与え、大地に根差した住まいとなる。
平屋の良いところは、室内から庭が近く、樹木や植栽がよく見え、境界塀に守られた一体的な空間にできるところにある。
窓を開ければ心地よい風が家の中を通り抜ける。
ご夫婦の笑顔を見て、改めて施主に感謝すると共に、この仕事に携われたことを誇りに思う。

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  • 大屋根の家02
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