サイトナビゲーションローカルナビゲーションコンテンツインフォメーション
トップ > 取り組みの詳細 > 積水ハウスと地球環境 > 自然環境の保全 サイトマップ

取り組み一覧
緑化の取り組み
原材料調達時の配慮緑化の取り組み環境共生住宅
住まいの緑化
 植栽は地球温暖化の原因となるCO2の吸収効果があるだけでなく、夏の強い日差しを遮ったり、風の流れを調整することによる省エネルギー効果や緑に囲まれた潤いある暮らしの実現に貢献します。2005年度は、新築戸建住宅1棟当たりの植栽本数は38本、年間総植栽実績は約71万本で、2004年年より1万本増えました。これらの植栽により、吸収されるCO2の量は約4,200t-CO2にものぼります。

 当社は、それぞれの地域に自生する樹木の植栽を用いることを進める「5本の樹」計画や人工軽量土壌や樹木支持ネットなどの技術を用いた屋上緑化システム「スカイヤード」など特徴のある取り組みを行っています。今後も住まいの緑化を進めることで、環境保全と暮らしの両立に取り組んでいきます。

※植栽によるCO2年間固定量を(財)日本造園学会「ランドスケープ研究」により1月当たり0.488kg-CO2/本で算出
年間植栽実績
集合住宅における緑化の推進
 当社分譲マンション「グランドメゾン」では、5つのスタンダードデザインという視点に基づいて住まいづくりを行っています。スタンダードデザインのひとつ「ストリートデザイン」では、街の財産としての風景をつくるというコンセプトのもと、すべての物件で豊かな植栽帯を確保するようにしています。2005年度の着工物件では、目標である緑化率15%を大きく上回る25.2%という実績を達成することができました。
グランドメゾン石神井公園パークフロント(東京都練馬区)

グランドメゾン石神井公園パークフロントでは、緑豊かな石神井公園を借景として活かすだけでなく、敷地内の緑化にも積極的に取り組んでいます。またこの場所に受け継がれてきた豊かな緑を伝えていくことも考え、コナラ、サクラ、モッコクなど、15種27本の既存樹を残した計画となっています。
玉川上水センタースクエア(東京都東大和市)

武蔵野の杜を再生するために、この地に育まれてきた高さ約20mのヒマラヤスギをはじめ、サクラ、コナラ、クヌギなど31本の既存の樹木を残しました。また、新たに植樹する樹木も、できるだけこの地に多く見られる樹木と同種のものを選定。これらの豊富な緑を暮らしの中に溶け込ませるために、ヒューマンスケールで緑とも触れ合うこともできる遊歩道、自然な景観を実現するための無電柱化、緑とのコーディネートを考えた色調のタイルや自然石の使用などの工夫を随所に盛り込んでいます。


エクステリアコンペ
 当社は、エクステリア事業に携わる従業員の技術や感性、意欲向上や設計ノウハウの共有化をめざし、実物件を対象としたエクステリアコンペを実施しています。第6回目となる2005年度は、全国から約900件の応募があり、そのうち17件が入選しました。

 優秀賞のひとつに選ばれた「人・自然とのコネクション」は当社の賃貸住宅「シャーメゾン」の建物と周辺環境、入居者と近隣住民がどのように融合できるかをテーマとしています。敷地内を貫通するエントランス「緑のトンネル」は、隣接する河川敷公園とつながっており、季節を感じさせるよう、さまざまな植栽がなされています。このような住まう人々と周辺環境のつながりを提案した工夫が評価されました。入賞作品は社内のイントラネットに掲載したり、作品集を発行したりすることで、全社的な外構設計力の向上にも役立てています。

優秀賞「人・自然とのコネクション」   ふれあいスペース
ビオガーデンへの取り組み
 当社は2001年度より、気候風土に根差したその土地本来の生態系を取り戻そうという目的で、住まいの庭に在来種である地域の樹を植える「5本の樹」計画を進めています。当社独自のこの取り組みは、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」という思いをこめて選択した「5本の樹」を植栽することで、近くの山や森に住んでいる蝶や鳥を庭に招くことができると同時に、日本国内の生物多様性保全にも寄与します。

 当社の造園緑化に伴う植栽実績は年間71万本で、2004年より1万本増えました。そのうち中高木に関しては「5本の樹」の樹種が約3割となっています。2006年度は、当社イベント「まちなみ参観日」の建売物件すべてに「5本の樹」を採用するなど、長期的な観点を持って取り組んでいく考えです。

>>ニュースリリース
デザインバイブルと庭木セレクトブックの写真 (左)デザインバイブル
(右)庭木セレクトブック
>>「5本の樹」計画
ビオガーデン事例
 奈良県の市街地内にあるN邸は、2005年度の当社の全国エクステリアコンぺ最優秀賞に選ばれました。N邸には、既存の土手部分を石積みとし、溶岩石を配した築山を中心としたコート感のある庭がつくられています。また、植栽も地域の自然木を使い、コケを配した石積みの隙間空間は多くの生きもののすみかとなっています。
里山を庭に再現する「5本の樹」計画   庭先から日本の自然を再生します。
エコリーダー研修
 環境保護と当社の事業の関わりについて従業員の意識を高めることを目的に、各支店や営業所から選出されたエコリーダーを対象にフィールド研修を2003年度より行っています。内容は自然環境との共生をめざす当社の「5本の樹」計画に関する自然観察会です。2005年度までに全国すべての営業本部において実施したことになり、延べ228名が参加しています。現在は事業所だけでなく、グリーンテクノや積和建設などのグループ会社にも拡大しつつあります。

2005年度エコリーダーズフィールド研修
  研修先 人数
関西第二営業本部 積水ハウス総合住宅研究所(京都) 20名
中部第二営業本部 明治神宮(東京) 20名
本社環境推進委員 梅田スカイビル(大阪) 23名
エコリーダーズフィールド研修
ページの上へ
原材料調達時の配慮緑化の取り組み環境共生住宅