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取り組み一覧
環境マネジメント
環境マネジメントの推進
 当社は、環境経営の重要性の観点から、2005年度より環境経営のための推進体制をさらに強化しました。当社では「全社環境会議」において全社の環境推進を統括しています。2005年度からは、社長を直接のメンバーとしてより迅速かつ強力な意思決定を図れるよう改組しました。また、これに応じて、全社環境会議のもとで全社横断的に事業への展開を進める4つの部会についても、所属各部署のトップをメンバーとして配置し、迅速な意思決定と責任の明確化を図るようにしました。今後、新たな環境推進体制のもとで個々の取り組みをさらにレベルアップし、経営施策に直接反映することによ持続可能な社会づくりの重要性を社内に浸透させていきます。
推進体制

ISO14001認証取得状況
 当社6工場すべてにおいて、2001年度中にISO14001の認証取得を完了しました。2005年度の内部監査では、環境マネジメントシステムが適切に運営されており、特筆すべき問題点はありませんでした。

ISO14001認証取得状況
工場名 認証取得年月日
東北工場 2001.3.26
関東工場 2001.1.29
静岡工場 2000.7.31
滋賀工場 2000.12.25
兵庫工場 2001.2.26
山口工場 2000.11.29

グリーン購入
 事業所で使用する文具などの物品について、環境に配慮したものを優先的に購入する「グリーン購入」の取り組みを進めています。2005年4月には、全国各事業所の環境担当であるエコリーダー222名を選出。7月には全国モデル事業所・展示場32カ所のエコリーダーと本社で、モデル事業所調査説明会および取り組み目標数値の検討を行いました。各事業所は進捗状況を電子メールを通じて毎月本社に報告し、これを環境行動部会が集計することにより全社的な取り組みを進めています。

 また、関係会社の積水ハウス梅田オペレーション株式会社と協力して、インターネットによる文具販売「ecoecoねっと」を運用し、グリーン購入がより進めやすい体制をつくっています。その結果、2005年度のグリーン購入率の平均は57%と、2004年度より11%向上しました。2006年度はグリーン購入率60%をめざしています。

事務用品の平均グリーン購入率



グリーン設計シート〜環境配慮設計の推進
 住宅のライフサイクルを通じ環境負荷を削減するためには、部材や商品の開発時にも環境配慮の視点を盛り込むことが重要であると認識し、当社では「グリーン設計シート」を導入しています。これを用いて「エネルギーの消費削減」「自然・未利用エネルギーの活用」「廃棄物の削減」「資源の有効利用」「有害物質の使用削減」「住まいの長寿命化」の6つのカテゴリーについて部材・商品の開発時にチェックをし、環境配慮設計を促しています。また、こうした取り組みは開発担当者の環境意識向上にも寄与すると考えています。

輸送効率を考えた軒樋
輸送効率を高めるために樋の形状を検討しました。開発した樋は積み重ねが可能な形状となっており、従来品と比較して2倍の積載効率を実現することができました。
 
 アルミハニカム内部

薄型玄関庇
シャープな意匠の玄関庇はアルミの単一素材で構成されているため、再資源化も容易です。また、使用するアルミを少なくするためにハニカム構造を採用しており、省資源にも貢献します。
光触媒エコサイディング
酸化チタンでコーティングされたサイディングは光触媒の効果で外壁表面の汚れを分解、雨による自浄作用で建物の長寿命化に貢献します。また大気中のNOxを分解する効果もあるため、大気浄化にも貢献します。140m2の住宅に使われる外壁でポプラやケヤキの樹16本分の浄化作用が期待できます。

シャモット(瓦の破砕粉) 
瓦の端材を活用した高遮音床
シェルシャットスラブは床下地に使用される中空押し出し成形セメント板の空隙に砕いた瓦端粉を充填した製品です。重量衝撃音・軽量衝撃音遮断性能はともに通常低層住宅で使われるALC床のL-65に対してL-60という値を達成し、性能表示遮音等級で1等級上位の遮音性能になります。また、使用する瓦破砕粉は当社新築現場ゼロエミッションで回収された現場の瓦端粉で、資源循環という環境価値と高遮音という住まい手価値を両立させる製品です。年間で1,296トンの瓦端材を活用することが目標で、達成できれば当社で発生する瓦破砕粉の約4分の1をリサイクルすることになります。
 

本・支社クールビズ実施
 本社がある梅田スカイビルでは、22ブロックで環境推進委員に温度計を支給し、体感温度ではなく客観的に室温の状態を把握しています。2003年度は、空調設定温度を2℃上げ26℃に設定し、空調の冷水流量削減による省エネ効果を確認しました。

 2005年度はクールビズを本社、支社で7〜9月の間実施し、室温28℃設定および服装コード(ノーネクタイ)変更を行いました。また、クールビズ実施のポスター、ステッカーを作成し、活動を推進しました。本社では、帰宅時のブラインドの閉鎖も併せて実施し、就業前の朝の日光による温度上昇を防ぐなどの工夫を行いました。
本社や一部事業所でポスターを掲示して実施
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