アンカーボルトの位置がずれていたり、傾いている場合は、土台で調整し、基礎の凸凹を土台で補っています
従来の木造住宅では、基礎と柱の間に土台を配置するのが一般的ですが、地震の揺れによる力をスムーズに地盤まで伝えるには基礎と躯体が直接つながっている方が有効です。
「DJ構法」は、基礎と柱を強固に直接緊結する「基礎ダイレクトジョイント」を採用しています。
基礎ダイレクトジョイントは接合金物やその製造方法などの特許を取得しています。
大地震の際、土台と柱の接合部には非常に大きな引き抜きの力がかかる為、土台が損傷したり、柱が抜けてしまう場合があります。
地震時に最も大きな力がかかる土台と柱の接合部
従来の木造住宅の土台
地震時に柱に大きな引き抜きの力がかかり、土台が損傷したり、柱が抜けてしまうことがある
ダイレクトジョイント金物で基礎と柱を緊結しているので、地震時の大きな引き抜きの力にも安定した強度を発揮
アンカーボルトの位置がずれていたり、傾いている場合は、土台で調整し、基礎の凸凹を土台で補っています
土台を使わない基礎ダイレクトジョイントには精度の高い基礎が必要ですが、基礎は現場でつくるもの。精度の高い基礎をつくるのは簡単ではありません。積水ハウスの住宅施工を担う「積水ハウス建設」が基礎・躯体を施工します。
約50年の基礎施工のノウハウを持ち
積水ハウスの住宅施工を担う積水ハウス建設が施工
累積施工実績260万戸超
建築施工管理技士1,090人
(2025年1月31日時点)
基礎の寸法精度を向上させる専用の鋼製型枠
ミリ単位までアンカーボルトの施工精度を向上させる専用の鋼製定規
1960年の創業以来、積水ハウスは住まい手の「命」と「財産」を守るため、工業化住宅の礎を築いてきました。 その象徴が、基礎と躯体を直接緊結する「基礎ダイレクトジョイント」です。
1961年 鉄骨住宅B型の販売を開始。
その後「基礎施工専門会社」を作り、「基礎ダイレクトジョイント」の精度を高める
2004年:鉄骨住宅から「基礎ダイレクトジョイント」を木造住宅「シャーウッド」へ展開。
2024年までに7万7000棟の施工実績
2023年:DJ構法へ展開。パートナー企業とともに多くの木造住宅へ
※阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震における実績。
地盤移動および津波によるものは除く
許容応力度計算は木造住宅で一般的な構造安全性の確認方法(壁量計算)に比べて、より詳細に構造の安全性を確認する手法です。
同じ耐震等級3でも耐震性には幅があります
どちらの方法でも耐震等級3は可能ですが、
地震に対する信頼性は大きく異なります
構造計算には、小さな平屋に適用されるものから構造ビルに適用されるものまでさまざまなものがあり、安全性を確認する方法のレベルが大きく異なります。
幅約4.5メートルのワイドリビングも実現可能※。 一般的な幅約3.6mのリビングに比べて広々とした余裕が生まれ、家族の成長やライフスタイルに合わせて自由にカスタマイズできます。
※間取りや積雪条件などによる
自由に使えるファミリースペース活用例
アイデア次第で使い方は無限大!
SI-COLLABORATIONでは、一般的な木造住宅の耐力壁に比べて約2倍強い高強度耐力壁を採用できます。
大きな窓のある間取りでも耐震等級3の対応がしやすくなるので耐震性と自由度を両立した間取りを実現できます。
※間取りや設計条件による。
在来工法の一般的な耐力壁は壁倍率3.7、DJ構法の高強度耐力壁は壁倍率7.3として比較
在来木造:3.7倍×4枚=14.8倍 DJ構法:7.3倍×(0.5+0.5+1)枚=14.6倍