医院の現金管理のポイント

税理士

石川 博行

尾澤・石川会計事務所 所長

現金の管理は会計の基本であり、経営の基本です。
これをおろそかにすると正しい損益が把握できず、経営判断にも狂いが生じます。
どんな診療所でもお金の授受が無いところはありません。
一番面倒ですが、一番大切です。

1.窓口で扱う現金

一日分の現金と日計表の金額を院長に報告し現金を渡します。

2.院長が管理する現金

院長は一日分の収入金額をそのまま銀行の口座に入れます。

2-3日分溜まったとしても、一日ずつ入金します。
窓口入金専用の口座を作り一日分ずつ入金することで、通帳が収入の補助簿の代わりになりますので、記帳の手間が省けます。
窓口のお金はできれば翌日に銀行に入れてください。現金を手元に置いておくことは危険が伴います。日々入金することが、理想です。ひところ、歯科医院が強盗にねらわれた事件が頻発したことがあります。それを考えても、すぐに銀行に入れることが重要です。
日々の収入を預金することは、金融機関に対しても、信用がつきます。

まとめ

現金管理がずさんですと、脱税、横領等の不正行為につながります。
税務署に対しても、調査のときに現金管理がしっかりしていると見られれば、収入については問題ないと見られます。診療所の経営状態をより良い方向にもっていくためにもおろそかにしてはならない業務の一つです。
(2008年10月現在)

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