歯科医院の税務調査

税理士

石川 博行

尾澤・石川会計事務所 所長

税務調査と聞くと、いやなイメージがあります。
また、調査に来るとなると誰しも不安になり緊張します。
それを少しでも和らげるには、前もってどのようなことをするのかがわかっていれば良いのです。

今回は歯科医院の税務調査についてご説明いたします。

1.税務調査概要

個人の診療所ですと、10年に1回程度の頻度で税務調査が行われます。

すべての納税者のところに毎年、調査に行けるわけではありません。
法律上の用語でいうと、質問検査権の行使なので、税務署が申告書を見て数字だけではわからないところ、何か疑問なところがある納税者に対して行うことになっています。

2.当日の様子

通常は診療所に来てもらい、現場を見てもらいながら調査を進めます。

一通り書類を確認し、夕方の5時までには終わりますが、1日で終わらない場合は、次の日程を調整するか、書類を税務署に持っていって調べてもらうかします。

3.調査の結果

通常は税理士が調査に立ち会えば、税理士に連絡が来ます。

税務署は調査の内容を検討し後日連絡をくれます。
特に問題がないので、この調子で帳簿を付けていってくださいといわれるか、このところは必要経費として認められない、あるいは収入が漏れているから正しく税金を計算して申告してくださいといわれるかです。
その後のことについては、税理士と相談して決めてください。

まとめ

税務調査はきちんと帳簿を付け、書類の保管をしていればそう頻繁にくるものではありません。1日時間をとられますが、税務署にチェックしてもらうことにより、直すところは直していけば診療所の経営にも役立つのです。
調査にくるということは、良いチャンスと考えて、怖がらず、隠すことなく、堂々と対応しましょう。
(2008年9月現在)

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