積水ハウスの「エコ・ファーストの約束」

当社は、平成20(2008)年6月に環境大臣と「温暖化防止」「生態系保全」「資源循環」に関する三つの約束(エコ・ファーストの約束)を交わして「エコ・ファースト企業」認定を受け、その約束を果たすべく、環境取り組みを実践してきました。
平成24(2012)年3月、平成28(2016)年12月に続き令和2(2020)年9月には、社会情勢の変化や取り組みの進捗を反映しつつ、新たに四つ目の約束として「環境教育」を追加し、「エコ・ファーストの約束」を更新しました。

エコ・ファーストの約束
~環境先進企業としての地球環境保全の取組み~

積水ハウス株式会社は、最も多くの住宅を供給する企業としての社会的責任を踏まえ、法令厳守を徹底するとともに、環境配慮を通じ積極的に社会に貢献するため、「家庭部門及び事業活動に伴うCO2排出量削減」「生態系ネットワークの復活」「資源循環」「環境教育」へのさまざまな取り組みを、積極的に推進してまいります。

家庭部門及び事業活動に伴うCO2排出量削減を積極的に推進します

日本のパリ協定の目標値である2030年度までに家庭部門で39.3%削減を達成するために、積水ハウスの戸建住宅、賃貸住宅について2030年度までに2013年度比45%以上削減に取り組みます。
グループ全体の事業活動(設計・営業など)からのCO2排出量を2030年度までに2013年度比50%以上削減します。

生態系ネットワークの復活を積極的に推進します

自然の循環と生態系を守りながら、自然資本を持続的に利用して、豊かで心地よい暮らしを実現できる社会を目指します。さらに、生物多様性の保全のため、鳥や蝶などが好む、地域に根ざした在来種中心の植樹「5本の樹」計画を住宅の庭づくりやまちづくりを通して積極的に推進します。

資源循環の取り組みを積極的に推進します

生産・施工・アフターメンテナンス時の「ゼロエミッション(埋め立てゼロ、熱回収を伴わない焼却ゼロ)」を継続するとともにマテリアルリサイクル率90%を目指し、今後、増大する既存住宅のリノベーションに伴う廃棄物については、マテリアルリサイクル率70%を目指します。暮らしの価値を向上させ、住宅の価値を高める提案型リノベーションや、まちぐるみ・コミュニティを含めた再生を推進し、社会資産の価値向上に努めます。

環境教育の普及に積極的に取り組みます

「積水ハウス エコ・ファーストパーク」の運営を継続し、住まいにおける環境教育の実践を推進します。環境教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」「いきもの調査」「いえコロジー」など環境についての啓発及び調査を積極的に推進します。

積水ハウス株式会社は、最も多くの住宅を供給する企業としての社会的責任を踏まえ、環境配慮を通じ、 積極的に社会貢献するための取り組みを進めてまいります。
また、今後も「エコ・ファーストの約束」の 推進状況を確認するとともに、その結果を サステナビリティレポート にて公表してまいります