森林・生態系保全活動「積水ハウスの森」を和歌山県で開始 ~和歌山県「企業の森」事業に参画~

積水ハウス株式会社/2006年3月20日


 積水ハウス株式会社は、平成18年4月から10年間の予定で、和歌山県田辺市にて「積水ハウスの森」と名づけた森林・生態系保全活動をスタートさせます。


 2005年4月、積水ハウスは持続可能な社会の実現に貢献するために、「サステナブル(持続可能性)」を企業活動の基軸に据えることを内容とする「サステナブル宣言」を行いました。事業活動において、京都議定書遵守に向けた自主行動基準として居住時のCo2排出量20%削減を目指した省エネ住宅の普及促進や、工場・新築現場のゼロエミッション達成などを行っています。


 今回、こうした事業活動だけではなく、当社従業員が地域の自然環境保全及び地域との交流を深めるためにボランティア活動の一環として「企業の森」に参画するものです。この活動は当社が住宅事業に付随して実施している造園・緑化庭事業の基本コンセプトである「5本の樹」の趣旨に沿ったものです。
 「5本の樹」とは、庭、外構や街並みに植栽する樹種について、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」という思いを込めたもので、一般的な造園・園芸品種だけではなく、野鳥や蝶など地域の生き物のための利用価値の高い自生種、在来種を中心に植栽することによって、お客様と一緒に生態系の保護を進めようというものです。また、今回の「積水ハウスの森」の樹種選択に際してはこの考え方を取り入れています。


 積水ハウスではこうした活動を通じての地域での社会貢献・環境改善活動に、これからも取り組んでまいります。

 

「積水ハウスの森」の概要  

 

 所在地

 和歌山県田辺市中辺路町大字沢字池の坪94-1

 面積

 2.64ha (民有林)

 事業期間

 10年間

 活動開始

 平成18年4月より(予定)


活動の内容  

 

1. 「5本の樹」の趣旨に沿って選択した広葉樹(トチ、コナラ、ケヤキ、ヤマザクラ、ヤマモミジ、クヌギ等)を2年間で約5300本植林し、下草刈りなどの森林整備活動を行います。
2. 中辺路町森林組合と連携して森林育成・保全に努める他、社員による環境保全、社会貢献活動の一環として、年数回程度の自主保全活動や社員の家族も参加して自然観察会等を行い、社員の自然学習とボランティア活動を推進するとともに、地域との交流を図ります。

   

今後の予定  

 

1. 2006年3月22日(水)
 和歌山県庁で、関係者が森林保全・管理協定の調印式を行います。
2. 2006年4月11日(火)
 当社の和歌山支店と本社のボランティアが現地での植栽活動を実施しま
 す。

 

 

<本件お問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部
電話 06-6440-3021

東京総務部
電話 03-5352-3113

※掲載内容は、発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。