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株主・投資家情報株主・投資家情報トップメッセージ

 

2018年4月        

5期連続で過去最高の営業利益を更新。
新たな経営体制で新事業を創出し、持続成長を目指し続けます。

コア・コンピタンスを活かし
中長期を見据えた取り組みを進めます。

 事業環境の大きな変化が予測される2020年以降を見据え、持続的な成長の実現を目指す「第4次中期経営計画」が順調に推移しています。2017年度の連結売上高は2兆1,593億円、純利益は1,332億円。営業利益も計画を上回り、過去最高を5期連続して更新することができました。ROEに関しましては、11.6%と、10%以上を安定的に達成できる状況になってきました。

 こうした数字は、積水ハウスグループの成長を支える「請負型」「ストック型」「開発型」「国際ビジネス」の4つのビジネスモデルがそれぞれに成果をあげ、中期経営計画の基本方針である「BEYOND2020に向けた“住”関連ビジネスの基盤づくり」への取り組みが着実に進展している証といえます。特に「国際ビジネス」は、オーストラリアのマンションの引渡しやアメリカの賃貸住宅物件売却が順調に進み、売上高は3,000億円を突破。営業利益も300億円に迫る大きな成長を遂げ、財務体質の強化にも貢献する存在になりました。積水ハウスはこれまで徹底してきた「損益分岐点経営」を継続し、2019年度までの中期経営計画の達成に邁進することはもちろん、その結果を2020年以降のさらなる飛躍に結びつけることを、新経営陣から改めて株主・投資家の皆様にお約束させていただきます。キーワードは「持続的成長」です。

  その推進力となるのは、中長期的な事業推進のコア・コンピタンス、積水ハウスの何よりの強みである「技術力」「顧客基盤」「施工力」です。技術力に関しては、ブランドビジョン「SLOW&SMART」を支える環境技術やシーカス、エアキス、オリジナル外壁など独自の技術に新たに3・4階建ての新構法「フレキシブルβシステム」が加わりました。設計の自由度、空間提案力がより高まり、保育園や医療施設、インバウンド需要に対応するホテルなど、時代のニーズにマッチした非住宅分野で高い市場競争力を発揮しています。

 そして何より、238万戸という累積建築戸数です。この世界N0.1の実績、顧客基盤をベースにグループ連携をさらに強化し、ストックビジネスの拡大を図ります。施工力向上に関しては、人手不足という社会情勢に左右されることのないよう、次世代の担い手となる“人材育成”にも注力しています。

人生100年時代の住まいづくり。
新たな視点で新しい価値の提供を。

 長寿社会、「人生100年時代」と言っても過言ではない状況を迎える中、新しい価値をどのような形で提供するかが、これからの住宅業界に求められる使命だと積水ハウスは考えています。積水ハウスはこれまで、様々な先進の技術を使って、「安全・安心・快適」を提供してきました。今後提供する価値は、ソフト面での充実。「家族」や「健康」がキーワードになっていくと積水ハウスは考えています。「アフターサービス」などへの取り組みをより進化させ、「人生100年時代の健康・幸福」といった課題に真正面から向き合う必要があります。将来的には、そこから「予防医学的な住宅」や「家が健康をつくる」といった新たな機能、価値が生まれるはずです。

 loT(インターネット・オブ・シングス)やAI(人工知能)、ロボットなどに関わるイノベーションも、「技術に何ができるか?」ではなく、「人は技術に何を求めるのか?」といった考え方が基本になります。これからの住まいづくりは、loTやAIなどの技術・設備を使ってソフトの提供をしていくことを視野に入れていかねばなりません。積水ハウスが持つ顧客基盤と、これまで蓄積してきたノウハウを最大限に活かし、新たな住まいづくりのステージに進むことで、積水ハウスらしい次世代の理想の住宅を提案できると確信しています。

ESG要素をより強く意識し
株主価値の最大化に取り組み続けます。

 投資対象の選択基準として、また、企業価値を測る材料として、財務情報に加え、ESG要素(環境経営・社会性向上・ガバナンス)を重視する動きが加速してきました。利益の追求や企業価値を高めるためには、社会環境を守ることがその大前提になるということです。積水ハウスは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によるESG投資の運用開始に際して、3つの指数すべての構成銘柄になっています。また、世界的なSRI(社会的責任投資)評価会社であるスイスの調査機関「RobecoSAM(ロベコサム)社」によるサステナビリティ評価「RobecoSAM Sustainability Award 2018」の住宅建設部門で最高位の「Gold Class」にも3年連続で選定されました。こうした評価に応えるためにも、ESG要素を強く意識した経営を推し進めます。

 環境経営に関しては、新築戸建て住宅の8割近くを占めるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、「グリーンファースト ゼロ」を推進。積水ハウスのZEH比率は他社を圧倒しており、昨年11月にドイツのボンで開催されたCOP23でも注目を集めました。

 社会性向上の面では「働き方改革」に注力しています。昨年12月には平成29年度「女性が輝く先進企業表彰」において「内閣府特命担当大臣賞」を建設業界で初めて受賞いたしました。今後も「わくわくドキドキ心躍る職場づくり」という合言葉のもと、IT技術を取り入れながら生産性の向上を図り、人材の育成と定着、そして、ダイバーシティの推進を進めてまいります。

 ガバナンスについては、2016年に策定した「コーポレートガバナンス基本方針」に則り、制度の整備・仕組みづくりに努めるのは勿論のこと、今後、自らを律する内側からの強化を徹底し、課題を克服する考えです。

積水ハウスは、株主価値の最大化を経営における重要課題のひとつと考えています。新たな経営体制のもとでも、この基本認識が揺らぐことはありません。キャッシユフローを改善して財務体質をより強固なものにする。投資と回収をバランスよく行いながら、よりスピードアップを図り更なる成長を目指します。業績・経営目標の達成と株主還元を両輪としてとらえ、EPS(1株当たり利益)を増大させることで株主利益の増進に努めます。

時代はめまぐるしく変化、進化しています。住宅のマーケティング戦略においても、「デジタル化」が成長を左右するキーワードになると予測できます。

積水ハウスは、2月1日付で代表取締役の異動を行いました。経営トップの世代交代を図ることで、激動する市場環境に、より迅速・的確に対応し、事業の持続的な成長を目指す考えです。その原動力を生み出す組織改革にも着手します。

若々しく、そして力強く、新たな一歩を踏み出した積水八ウスにどうぞご期待ください。今後とも変わらないご支援をよろしくお願いします。