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イメージ:社会

社会

バリューチェーンを通じた顧客満足の追求

無形資産としてのビッグデータの活用とステークホルダーとの協働で「最高の品質と技術」を実現しながらグループ各社との連携によって、お客様の暮らしを長期にわたりサポートします

重要なステークホルダー:
お客様、従業員、協力会社(調達・生産・物流・施工)、工場および建築現場周辺にお住まいの方

進捗状況

ハード(技術開発)・ソフトの融合で安全・安心・快適・健康を実現

活動報告

邸情報の一元管理システムを活用し、さらなる戸建住宅のブランド化を追求

邸情報の一元化実現により、「お客様情報」や「メンテナンス等の履歴情報」、「設計情報」や「部材情報」などを集約。業界屈指のビッグデータを活用し、お客様ニーズや社会変化を先取りした提案につなげています。これらのビッグデータは良質な住宅を提供し続ける上でも大変有効であり、優良な社会資産を次世代に残す使命と責任を担う当社グループにとって貴重な資産であると認識しています。

まちの財産となる「美しい家づくり」を推進するために、2017年に「レジデンス評価指針」を創設しました。環境やまちなみへの配慮が行き届いているか道路面の外観デザイン等を客観的に評価・見える化するもので、「外構・植栽計画」「建物外観デザイン」に関する10項目で構成しています。戸建住宅全物件を評価しブランド価値の向上を図っています。

さらに、2014年から運用を開始している、まちなみ景観の向上を目的とした評価制度「コモンズ」と連動させることで、お客様にとっても、社会にとっても良質な資産となるまちなみづくりを推進しています。

戸建住宅ブランド価値の向上の要素

図:戸建住宅ブランド価値の向上の要素

写真:レジデンス評価のポイントを押さえて、美しくデザインされた外観

レジデンス評価のポイントを押さえて、美しくデザインされた外観

写真:お客様にも社会にも良質な資産となるまちづくり(福岡アイランドシティ)

お客様にも社会にも良質な資産となるまちづくり(福岡アイランドシティ)

お客様ニーズに応える新技術・新商品を開発し、非住宅にも展開

積水ハウスは「安全・安心・快適」な高品質の住宅を提供してきました。これを実現するのはハード・ソフト両分野の研究開発推進による先進技術です。2018年には、構造技術開発と「幸せ」研究の成果を掛け合わせた、大空間リビングを中心とする新しい住まいづくり「わが家だけのファミリー スイート」の提案を開始。30〜40坪の住まいで約30帖の大空間リビングが、同じ外形の従来型プランよりもコストを抑えて実現できるようになりました。

また、1997年に開発した、3階建て住宅向けの重量鉄骨梁勝ちラーメン構造「βシステム構法」は、柱の位置を自由に移動でき、各階の間取りや窓の位置などの自由度が高いという特長があります。2017年にはさらに設計自由度や空間提案力を高めた新構法「フレキシブルβシステム」を開発。戸建住宅や賃貸住宅、店舗併用住宅や高齢者向け住宅に加え、保育園やホテル、病院、公共施設などの非住宅にも対応できるようになりました。

写真:先進技術と設計提案力で、大空間リビングを実現

先進技術と設計提案力で、大空間リビングを実現

写真:フレキシブルβシステムで建築した病院(ふたば医療センター附属病院・福島県)

フレキシブルβシステムで建築した病院(ふたば医療センター附属病院・福島県)

ハード・ソフト両面からの研究開発に加え、「住めば住むほど幸せ住まい」研究を開始

住まいの安全性・快適性を追求し、品質の向上を図ってお客様ニーズに応えていくことは住宅メーカーの使命です。当社は1990年に「総合住宅研究所」を開設し、住宅の基本性能の検証や評価をはじめ、健康で快適な生活を目指したさまざまな研究開発や、暮らしと住まいのあり方に関する調査研究などに取り組んできました。自社内での検証や研究は迅速な課題発見と解決につながり、重量鉄骨造「βシステム構法」や制震システム「シーカス」、空気環境配慮仕様「エアキス」など、当社独自の強みとなる技術を生み出しています。

総合住宅研究所内に生活者とつくり手が対話しながら住まいのあり方を考える場として「納得工房」を設置し、年間約3万人の来場者と双方向の情報受発信を行っています。また、大阪駅前のグランフロント大阪内には「住ムフムラボ」を開設し、住まいや暮らしに関する情報受発信拠点・研究開発拠点として、さまざまなステークホルダーとオープンイノベーションによる共創研究を推進しています。

2018年8月には、企業では日本初となる幸せを研究する「住生活研究所」を開所し「住めば住むほど幸せ住まい」研究を開始しました。ここでは、安全・安心・快適といった積水ハウスが長年こだわり続けてきた研究テーマに加え、「健康」「家族のつながり」などの「幸福感」を追求するテーマに取り組みます。また、「住めば住むほど幸せ住まい」のノウハウを科学的・理論的に明らかにすることで、住まい手が幸せに気づき、実感できる「幸せ住まい」を提案し、住まいとコミュニティの「幸福感」を高めていきます。

写真:構造実験場での耐震性を検証する実大振動台実験

構造実験場での耐震性を検証する実大振動台実験

写真:人工気象室での断熱性と快適性の検証実験

人工気象室での断熱性と快適性の検証実験

写真:空気環境配慮仕様「エアキス」につながったアレルギー原因物質などの調査

空気環境配慮仕様「エアキス」につながったアレルギー原因物質などの調査

「住めば住むほど幸せ住まい」概念図

図:「住めば住むほど幸せ住まい」概念図

写真:「幸せ家事デザイン」の実証実験として取り組んだ、複数人での調理動線実験

「幸せ家事デザイン」の実証実験として取り組んだ、複数人での調理動線実験

主要指標の実績(KPI)

指標単位2013
年度
2014
年度
2015
年度
2016
年度
2017
年度
2018
年度
制震システム「シーカス」搭載率
(鉄骨2階建て戸建住宅)
%878994969696
空気環境配慮仕様「エアキス」搭載率
(鉄骨戸建住宅)
%788085878891

評価

「シーカス」「エアキス」搭載率は高水準を維持しています。

ITを活用した「邸情報の一元化」の実現により、生産性や業務効率、お客様へのサービスの向上を果たすことができました。また、ハード・ソフト両面での研究開発の推進により、設計自由度や空間提案力をさらに高めた新構法を開発し、新商品を発売。多用途の建築ニーズへの対応の幅が広がりました。

今後の取り組み

「シーカス」「エアキス」は引き続き当社独自の強みとしてお客様に積極的に提案していきます。

各工程でのITの活用方法をさらに進化させるとともに、お客様ニーズや時代の流れへの感度を高めて、ハード・ソフト両分野での研究開発を進めます。同時にステークホルダーと対話しながら業界をリードする提案を続け、住まい手の安全・安心・快適・健康をさらに向上させていきます。

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Sustainability Report 2019

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