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社会

社会貢献 | 地域社会への貢献

経年美化のまちづくり

積水ハウスは「コモンライフ」「コモンシティ」と名付けたまちづくりに取り組んできました。隣人同士のつながりやコミュニティを意識して設計し、緑豊かな共有広場や街路をシンボルとして設置するなど、より豊かな暮らしとまちのあり方への提案は、歳月を重ねるごとに美しくなる経年美化にもつながり、地域の皆様から高く評価されています。2014年からは「5本の樹」計画を柱としたまちなみ評価制度「コモンズ」の運用により、自然環境と調和したサステナブルなまちづくりに取り組んでいます。2017年度には78%の分譲地が、達成基準の★3をクリアしました。

当社は、1977年から「コモンライフ」「コモンシティ」と名付けたまちづくりに取り組んできました。コモン(Common)とは「共有の」を意味する英語で、当社の創業当初からのまちづくりのコンセプトです。その当時からみどりあふれるまちづくりを進めてきましたが、2001年に「5本の樹」計画を開始し、生物多様性に配慮した在来種植栽を念頭に緑の質にこだわったまちづくりを進めています。また、2005年に住宅メーカーとして未来への責任を果たすために、「サステナブル宣言」に基づき、「まちづくり憲章」を制定しました。

これは当社のまちづくりの中で培われてきた「5本の樹」計画を始めとしたさまざまなノウハウを、持続可能性の考えに基づいて表現したものです。当社が考える4つの価値(環境価値・経済価値・社会価値・住まい手価値)をベースにした「環境マネジメント」「経済マネジメント」「タウンマネジメント」「生活マネジメント」の4つの視点を持ち、具体的な24の指針を考慮しながら「スマートコモンシティ」をはじめとしたまちづくりを進めています。

まちづくり憲章/人がいつまでも安心して豊かに暮らしていくために、かけがえのない地球の自然と環境をまもり地域の文化とコミュニティを育み、地域経済の活性化に貢献するとともにまちの資産価値を守ることが私たちの願いです。積水ハウスは社会の責任ある一員として、住まいとまちがつくりだす住環境を人の大切な生活基盤と受け止め、まちづくりを通して持続可能な社会の構築に寄与することを目指します。

図

まちなみ評価制度COMMON'S

写真:富谷市コモンシティ明石台(宮城県)

富谷市コモンシティ明石台(宮城県)

2006年には「まちなみ参観日」をスタートし、緑豊かで経年価値を高めていく、独自のまちなみへの取り組みを、常に時代を先取りする形で進めてきました。

一方、中小規模の分譲地や売建中心の分譲地においては、生態系の配慮やまちなみの景観形成の面で改善余地のあるケースも散見されたため、2014年、全国の当社のまちなみを一定のレベル以上に守る目標として、まちなみ評価制度「COMMON'S」を創設しました。

「COMMON'S」は、周辺環境との調和を図る「5本の樹計画」「統一感のあるまちなみデザイン」「建物エクステリアデザイン」の三つの項目について基準を設け、★1~★5の5段階で評価ランクを定め、★3以上を達成目標としています。2017年度には評価を行った124団地のうち、78%の97団地が★3をクリアしました。2017年度は取組団地が大幅に増加しています。

評価項目
  1. ① 5本の樹計画
  2. ② 統一感のあるまちなみデザイン
  3. ③ 建物エクステリアデザイン

グラフ

「経年美化」のまちづくりを実践

当社はまちづくりにおいて、歳月を重ねていくごとに美しくなる「経年美化」の思想を実践しています。

「経年美化」のまちづくりとは、自然環境や原風景を生かした景観づくりを目指し、劣化しない素材を選んで耐久性の高い施工方法を採用すること(ハード面)と、豊かなコミュニティが生まれる環境も配慮し、まちが完成した後の運営と環境との調和を図る循環型の暮らし(ソフト面)とのバランスによって成り立ちます。

資産価値を求めるばかりではなく、地域文化とコミュニティをはぐくみ、さらに、地域生態系本来のバランスを基本とし、将来にわたってすべての人が快適に暮らせる持続可能な「まち」であること。それが当社の目指す「経年美化」のまちづくりです。

広島県にある大型団地「みどり坂」では、戸建分譲地エリアではみどりが育ち経年美化しており、新しい街区も順調に創られています。換地で得た大型土地のオーナー様による賃貸住宅が建ち並ぶ街区においても、団地協定を守ったみどりの管理による「経年美化」のまちづくりができています。

写真:2003年撮影 みどり坂(広島県)

2003年撮影
みどり坂(広島県)

写真:2016年撮影

2016年撮影

コモンステージ相模大野

2015年にまちびらきが行われたコモンステージ相模大野は緑に恵まれた相模原市にある総区画数84の分譲地です。約1万5000㎡の敷地はかつて“ふれあいの杜(もり)”として親しまれており、「ふれあいの杜」の名にふさわしく、緑豊かで次世代に受け継がれるまちなみづくりを目指しています。

「まちなみは共有財産である」という考え方を実現すべく、「コモンステージ相模大野まちづくりガイドライン」を制定し、まちなみづくりに取り組んでいます。また、太陽光発電やエネファームによって「省エネ・創エネ」にも街全体で取り組むとともに、子どもたちの見守りや安全・安心を目指した「セキュリティタウン」とし、より安心してお住まいいただけるように道路の幅や交差点の見通しにも充分に配慮をしたまちなみ設計しています。まちびらきから3年が経過して、9割近くの方にご入居頂き、「ふれあいの杜」にふさわしい緑豊かな麗しいまちなみが形成されてきました。

写真:コモンステージ相模大野(1)

写真:コモンステージ相模大野(2)

安全・安心・快適なまちなみ・コミュニティを体感する「まちなみ参観日」

ロゴ:「まちなみ参観日」

写真:「まちなみ参観日」のまちなみと建物

「まちなみ参観日」のまちなみと建物

特色ある当社のまちづくりや住まいづくりを多くの方々にご紹介、ご案内することを目的に、2006年から「まちなみ参観日」を春と秋の年2回、全国各地で開催しています。

2017年度は、春の「まちなみ参観日」を戸建住宅192会場・分譲マンション物件11会場で、秋の「まちなみ参観日」では戸建住宅153会場・分譲マンション6会場でそれぞれ開催し、当社のまちづくりと住まいづくりを体感いただきました。

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Sustainability Report 2018

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