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CSV戦略③

CSV戦略③

バリューチェーンを通じた
顧客価値の最大化

ビッグデータの活用とステークホルダーとの協働で
「最高の品質と技術」を実現する

重要なステークホルダー:お客様、従業員、協力会社(購買・加工・物流・施工)、工場および建築現場周辺にお住まいの方

進捗状況

4. 施工力の強化と工事力の最大活用に向けた取り組み

活動報告

日本の建設業就業者は、3人に1人が55歳以上であり、高齢化が進行しています。建設業就業者の減少は必至で、新規入職者の確保・育成と定着率向上が業界全体の課題となっています。

積水ハウスグループでは、継続的に安定した施工力を確保して品質向上・お客様満足度向上を実現するために、施工技術の深化を図るとともに、各種制度を活用しながら協力工事店との組織力を強化し、既存の工事力を最大限に生かすための取り組みを推進しています。

積和建設グループと協力工事店グループによる任意組織「積水ハウス会」との協働

積水ハウスグループの最大の強みが、創業以来「運命協同体」として強いきずなで結ばれ、共存共栄を図ってきた「積水ハウス会」の存在です。

「積水ハウス会」は、施工に携わるグループ会社や協力工事店によって結成されている任意組織です。それぞれの地域で積水ハウスの各事業所と連携し、施工品質の向上はもとより、お客様や近隣の皆様への対応、安全対策、現場美化、人材の育成、労働環境の整備など、さまざまな取り組みを進めています。さらに各施工現場や各協力工事店が掲げている課題を共有して解決策を検討する情報交換の場や、研修・勉強の場を設け、業務改善や技術向上に努めています。

地震や水害などの自然災害発生時における復旧・復興工事においても、被災地で工事要員の不足による住宅供給の遅れが問題になる中、全国組織の強みを生かして、各地の「積水ハウス会」から多数の技能者を被災地に派遣。継続的に安定した施工力を確保し、最大限に活用することで増加する建設需要に応えています。

これからも「積水ハウス会」とともに、お客様満足度向上に全力を尽くし、積水ハウスのブランド価値向上に取り組むことで、「運命協同体」として共存共栄を目指します。

積水ハウスグループの責任施工体制

図:積水ハウスグループの責任施工体制

お客様満足度向上を実現する「運命協同体」としての取り組み

図:お客様満足度向上を実現する「運命協同体」としての取り組み

住宅の長寿命化を実現する施工技術開発を推進

積水ハウスでは住宅の基礎コンクリートの長寿命化技術の一つとして、すべての戸建住宅に対応できる「基礎高耐久化シート工法」を開発。粘着剤付きのシートを専用の施工治具で建物床下側基礎コンクリートの表面に貼り付け、長期間にわたり基礎を被覆する工法です。

基礎表面をシートで覆うことで、コンクリートの劣化要因である二酸化炭素の侵入を防ぎ、さらに、コンクリート中の水分を閉じ込めることで、乾燥収縮によるひび割れの低減、長期間にわたる強度の維持を実現することができます。2015年に開発し、2017年度の社長表彰(第27回「表彰要項」に基づく表彰)で技術功労賞・金賞を受賞しました。建物の基盤となる「基礎」をより高耐久化させることで、お客様に長く安全・安心に暮らしていただける住まいを提供します。

  • ※ お客様満足度向上につながる業務改善や、業務上有益な技術開発、また、業務にかかわる創造的・独創的研究開発で社内外に大きな影響を与えたものを表彰する社内制度

写真:専用治具による施工

専用治具による施工

写真:仕上がり状況

仕上がり状況

次代を担う若い技能者への技術の継承など人材育成に注力

教育訓練センター・訓練校を運営

積水ハウスは、第一線で活躍できる人材を育成することを目的に、厚生労働省認定職業能力開発校を直接運営しています。東日本(茨城県古河市)、中日本(滋賀県栗東市)、西日本(山口県山口市)の3カ所に設置し、積和建設各社や協力工事店に採用された技能者を対象に、技術・技能をはじめ、社会人として必要な教養やマナーを身につける訓練を行っています。

積水ハウスの施工に必要な知識と技能だけでなく、お客様の満足を実現するために大切な積水ハウスの企業理念を学ぶところが、他の学校とは異なる点です。修了生は全国各地で施工技能者や施工管理者として活躍。若い力が現場に活力を与え、工事力の強化に貢献しています。修了後も実務経験やレベルに応じて、継続して技術・技能を向上させるために各種研修を受講することができます。

施工マイスター制度、積水ハウスリフォームマイスター制度

積水ハウスの施工現場における優れた技能者を顕彰する制度として「施工マイスター制度」を設けています。2017年度は312人を認定。制度運用を開始した2010年度以降の認定者は延べ1933人に上ります。「施工マイスター」には認定証やステッカーが授与され、奨励金も支給されます。施工品質向上への貢献、高度な技能の伝承など、他の模範となり活躍することで、すべての施工技能者のモチベーション向上、協力工事店との「運命協同体」意識の強化に資することを期待しています。

また、積水ハウスのオーナー様のリフォーム事業を担う積水ハウスリフォーム3社では「積水ハウスリフォームマイスター制度」を設けています。2008年に創設した本制度は、リフォーム工事に従事する協力工事店の優秀な技能者を認定・登録することにより、リフォーム施工現場の改善と施工品質の向上を推進し、オーナー様の信頼と満足の向上を図ることを目的としています。2017年度は新たに29人が認定され、累計368人が全国で活躍しています。今後はマイスター間で有意義な情報交換ができる取り組みを充実させていきます。

施工改善提案制度「私のアイデア」

施工技能者による品質向上やお客様満足度向上のための創意工夫を推奨し、支援する制度が施工改善提案制度「私のアイデア」です。年に一度、当社の施工に携わる全国の技能者から実際に行っている施工方法の改善などのアイデアを募集。各地での審査を経て、全国審査会(最終審査)によって等級を決め、表彰状および報奨金を授与しています。

第30回となる2017年は、「最優秀賞」を「第30回記念大賞」として実施し、全国から1268件の提案が寄せられました。

本制度を通じて、累計5万1212件の提案があり、たくさんの新しい工具・機材や工法が生まれました。商品化されたものや特許を取得したものもあります。

受賞提案は、当社の施工現場で働く方向けに定期的に発行している施工ニュース「つちおと」などで紹介。また、社内ホームページに説明用動画(実演により提案の内容を紹介)を掲載することで、優秀なアイデアの現場への周知、全国への水平展開を図っています。

主要指標の実績(KPI)

指標 単位 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
施工従事者(基礎・建方・大工) - 10,518 10,393 9,843 9,351
教育訓練センター・訓練校修了者(累計) 2,294 2,385 2,480 2,568 2,638
セキスイハウス主任技能者検定合格者(累計) 14,458 14,607 14,808 15,012 15,214
施工マイスター認定者 312 318 305 325 312

評価

完全子会社の積和建設18社と協力工事店による責任施工体制で、確かな施工品質が確保できています。長い年月をかけて構築してきた「積水ハウス会」との共存共栄が当社の強みとなり、施工力の確保が難しい時節ながら、安定した施工力で積極的な事業活動を支えてくれています。

今後の取り組み

「積水ハウス会」との連携をさらに強化していきます。また、各事業所・各部門と協力して、工事の平準化、施工生産性の向上、先進技術導入による工事力の最大化を進めます。また、新規技能工の確保・定着のために教育訓練の充実と働き方改革に取り組んでいきます。

  • CSV戦略① 住宅のネット・ゼロ・エネルギー化
  • CSV戦略② 生物多様性の保全
  • バリューチェーンを通じた顧客価値の最大化
  • CSV戦略④ 住宅の長寿命化とアフターサポートの充実
  • CSV戦略⑤ ダイバーシティの推進
  • CSV戦略⑥ 海外への事業展開

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Sustainability Report 2018

CSV(共有価値の創造)に向けた取り込み

  • エコ・ファーストの約束
  • ダイバーシティの推進
  • 従業員との共同寄付制度 積水ハウスマッチングプログラム
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