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CSV戦略③

CSV戦略③

バリューチェーンを通じた
顧客価値の最大化

ビッグデータの活用とステークホルダーとの協働で
「最高の品質と技術」を実現する

重要なステークホルダー:お客様、従業員、協力会社(購買・加工・物流・施工)、工場および建築現場周辺にお住まいの方

進捗状況

1. ビッグデータを生かした最適技術で安全・安心・健康・快適を実現

活動報告

邸情報の一元化による全社最適と業務の再構築

「多品種・少量生産」である住宅部材を、高品質かつ合理的に供給するため、設計・仕様の整理や削減、邸情報や部材情報の一元化を実現すべく、ビッグデータ活用をベースとしたシステムを構築しました。

本システムにより、「設計情報」「部材情報」のみならず、「お客様情報」や「メンテナンス等の履歴情報」などを含めた、邸情報の一元化を実現。工期短縮や業務コスト削減などにつなげるとともに、主たる業務処理をタブレットPCやスマートフォンなどで行えるようにすることで、各職種での生産性の向上につながっています。また、これによってお客様へのサービスの迅速化が図られ、関係者の情報が密になり、精度の高い品質やサービスを提供しています。

邸情報システムの構築

図

各工程における邸情報の活用例

写真:営業・設計

業界で初めて邸別自由設計のオリジナルプランにて短時間でVR(バーチャルリアリティ)体験が可能に

写真:生産・輸送

ロボットによる生産、効率的輸送ルートの算出など大幅な省力化と、設計段階からのIT情報を共有し、納期を短縮

写真:施工

工事監理者、施工者などに配布したタブレットPCを通じて邸情報をいち早く共有し、正確な施工や工期管理を実現

写真:引き渡し後

メンテナンス、リフォーム、災害時の対応などで邸情報を活用。また、修理履歴を正確に保存できストック価値が向上

お客様ニーズに応える新技術・新商品を開発

積水ハウスが1997年に発売した、工業化住宅として世界初の重量鉄骨梁勝ちラーメン構造の「βシステム構法」は、柱の位置を自由に移動できるため、各階の間取りや窓の位置などの自由度が高いという特長があります。2017年には、さらに設計自由度や空間提案力を高め、戸建住宅、賃貸住宅、店舗・事務所併用住宅、高齢者住宅に加え、保育園、病院、ホテル、公共施設などの非住宅にも対応できる新構法「フレキシブルβシステム」を開発し、新商品を発売しました。

また、軽量鉄骨造住宅においても、オリジナル新構法「ダイナミックフレーム・システム」を開発・導入し、これまでにない大開口や縦横に広がる大空間を実現しました。開口部の断熱性能が業界最高水準の「超高断熱アルミ樹脂複合サッシ」を標準採用することで、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)に対応。開口部を大きくしたいというお客様ニーズに応えながらZEHも実現する提案を行っています。

写真:新構法の「フレキシブルβシステム」により3台並列駐車のビルトインガレージが可能に

新構法の「フレキシブルβシステム」により3台並列駐車のビルトインガレージが可能に

写真:新構法の「ダイナミックフレーム・システム」により大空間・大開口を実現

新構法の「ダイナミックフレーム・システム」により大空間・大開口を実現

多様なステークホルダーとの共創によるハード・ソフト両分野の研究開発を推進

住まいの安全性・快適性を追求し、品質の向上を図ってお客様ニーズに応えていくことは住宅メーカーの使命です。

当社は1990年に「総合住宅研究所」を開設し、住まいづくりに関するハード・ソフト両分野の研究開発を推進してきました。住宅の基本性能の検証や評価をはじめ、健康で快適な生活を目指したさまざまな研究開発や、暮らしと住まいのあり方に関する調査研究などに取り組んできました。自社内での検証や研究は迅速な課題発見と解決につながり、重量鉄骨造「βシステム」や制震システム「シーカス」、空気環境配慮仕様「エアキス」など、当社独自の強みとなる技術を生み出しています。

「エアキス」については、2017年4月に国立大学法人千葉大学と共同で、千葉大学予防医学センター内に「積水ハウス 健やか住環境創造のためのシックハウス症候群対策研究部門」を設立。千葉大学柏の葉キャンパス内に実証実験住宅2棟を建設し、滞在評価実験を開始しており、医学的観点での取り組みの深化を目指しています。

また、総合住宅研究所内に「納得工房」を設置し、生活者とつくり手が対話しながら住まいのあり方を考える場として、年間約3万人の来場者と双方向の情報受発信を行っています。

さらに、大阪駅前のグランフロント大阪内に開設した「住ムフムラボ」では、住まいや暮らしに関する情報受発信拠点・研究開発拠点として、さまざまなステークホルダーとオープンイノベーションによる共創研究を推進しています。

写真:構造実験場での耐震性を検証する実大振動台実験

構造実験場での耐震性を検証する実大振動台実験

写真:空気環境配慮仕様「エアキス」につながったアレルギー原因物質などの調査

空気環境配慮仕様「エアキス」につながったアレルギー原因物質などの調査

写真:千葉大学に建設した実験住宅。滞在評価を通してシックハウス症候群を防ぐ環境や、心理的な健康増進要素を研究

千葉大学に建設した実験住宅。滞在評価を通してシックハウス症候群を防ぐ環境や、心理的な健康増進要素を研究

写真:「スローリビング」の居心地を検証する天空実験室

「スローリビング」の居心地を検証する天空実験室

写真:人工気象室での断熱性と快適性の検証実験

人工気象室での断熱性と快適性の検証実験

写真:「住ムフムラボ」では一般生活者や企業との共創研究を実施(1)

写真:「住ムフムラボ」では一般生活者や企業との共創研究を実施(2)

「住ムフムラボ」では一般生活者や企業との共創研究を実施

主要指標の実績(KPI)

指標 単位 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
制震システム「シーカス」搭載率(鉄骨2階建て戸建住宅) % 75 87 89 94 96 96
空気環境配慮仕様「エアキス」搭載率(鉄骨戸建住宅) % 76 78 80 85 87 88

評価

「シーカス」「エアキス」搭載率は高水準を維持しています。

ITを活用した「邸情報の一元化」の実現により、生産性や業務効率、お客様へのサービスの向上を果たすことができました。また、ハード・ソフト両面での研究開発の推進により、設計自由度や空間提案力をさらに高めた新構法を開発し、新商品を発売。多用途の建築ニーズへの対応の幅が広がりました。

今後の取り組み

「シーカス」「エアキス」は引き続き当社独自の強みとしてお客様に積極的に提案していきます。

各工程でのITの活用方法をさらに進化させるとともに、お客様ニーズや時代の流れへの感度を高めて、ハード・ソフト両分野での研究開発を進めます。同時にステークホルダーと対話しながら業界をリードする提案を続け、住まい手の安全・安心・健康・快適をさらに向上させていきます。

  • CSV戦略① 住宅のネット・ゼロ・エネルギー化
  • CSV戦略② 生物多様性の保全
  • バリューチェーンを通じた顧客価値の最大化
  • CSV戦略④ 住宅の長寿命化とアフターサポートの充実
  • CSV戦略⑤ ダイバーシティの推進
  • CSV戦略⑥ 海外への事業展開

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Sustainability Report 2018

CSV(共有価値の創造)に向けた取り込み

  • エコ・ファーストの約束
  • ダイバーシティの推進
  • 従業員との共同寄付制度 積水ハウスマッチングプログラム
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