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環境

人と自然の共生社会

緑豊かな賃貸住宅「シャーメゾン ガーデンズ」

「5本の樹」計画の考え方を賃貸住宅のエクステリア提案でも生かしています。「シャーメゾン ガーデンズ」と名付けている賃貸住宅では、「5つの環境プレミアム」を新たな指標とし、建物とともに敷地、周辺環境も含め良好な住環境を創造しています。

「5本の樹」計画の考え方を生かし 賃貸住宅の質を向上

ロゴ:「シャーメゾン ガーデンズ」

積水ハウスは、「5本の樹」計画の考え方を、賃貸住宅のエクステリア提案でも生かしています。特に、「シャーメゾン ガーデンズ」と名付けている賃貸住宅では、植栽計画は重要な意味を持ちます。

当社は、まちや自然、暮らす人の観点から敷地環境を高める「5つの環境プレミアム」(①街並みとの調和 ②自然環境の保存と再生 ③環境負荷への配慮 ④快適性を高める設計 ⑤安心・安全をもたらす設計)を指標とし、それぞれの項目に当社独自の厳しい評価基準を設け、数字で見える化し建物とともに敷地、周辺環境も含め良好な住環境を創造しています。このような優良な環境の物件は、入居者にとっての住環境を向上させるばかりでなく、オーナー様にとっても入居率や賃料に好影響を与え、資産価値を向上させることになり、将来まで選ばれ続ける賃貸住宅になります。

図:5つの環境プレミアム

既存の街並みや樹木など、その土地の歴史に敬意を払い、新たな「シャーメゾン」計画に生かしています

都市部の「シャーメゾン」計画では、既存物が多く残る敷地での建替計画が数多くあります。そのような計画では、既存の街並みや周辺環境との調和を図ることはもちろん、その土地の歴史を紡いできた既存樹や素材をできる限り生かした計画とすることで、土地の魅力を最大限に引き出すとともに、新築建物と相まって魅力を高めることで、地域に溶け込む「まちの財産」をつくります。

その土地の時間軸では、新築は一瞬の出来事です。新たに生産された樹木を植えることも同様です。本来なら何十年もかけてその土地で育っていく樹木。その土地の歴史に敬意を払いながら“今”の計画に生かすことで、現代に柔軟に対応し、新たな住まい方、新たなコミュニティを創造します。

大阪府吹田市にあるシャーメゾン「KIZON NO MORI」は、1970年代に建てられた旧宅の跡地にあり、歴史を紡いできた樹木や景石、また新たに植えられた樹々に囲まれ落ち着いた雰囲気の中たたずんでいます。

  1. ① もともとはオーナー様宅の庭として利用されていたこの土地には、樹齢約70年に及ぶ堂々としたソメイヨシノやイロハモミジなどが生い茂っていました。今回のエクステリアは既存の森をまちの財産と考え、計画に取り込み今後も継承すること
  2. ② それまで囲われていた敷地を開放し、街並みに寄与すること
  3. ③ 住宅と庭と周辺環境をつなげていくこと

以上三つのコンセプトで計画されています。

年月をかけて大きく育った樹木と新たに植えられた樹木がハーモニーを奏で、入居者や来訪者を心地よく迎えてくれます。

この土地の、また新たな章の始まりです。

写真:メインアプローチ

メインアプローチ

写真:着工前(もともとは駐車場入り口)

着工前(もともとは駐車場入り口)

写真

写真

緑化率を高め、環境価値の向上と緑を通じたコミュニティを育てる

入居者にとっても、緑豊かな環境は心地よく暮らすための大切な要素の一つです。入居者同士の自然な交流をはぐくむことができる緑に配慮し、緑化率10%以上を目標に、経年美化につながる緑の環境づくりを提案しています。近隣の人々とのふれあいを生むようなコモンスペースなどをそれぞれの敷地に合わせて計画。コミュニティづくりにも役立てています。また、建物は住棟間の距離や窓の配置などに工夫し、樹木も生かして外部からの視線を自然に遮ることができるよう、プライバシーにも配慮します。植栽する樹木は「5本の樹」を中心とし、生物多様性に配慮した計画を心掛けています。

写真:コミュニティをはぐくむ緑豊かな「コモンスペース」(1)

写真:コミュニティをはぐくむ緑豊かな「コモンスペース」(2)

写真:コミュニティをはぐくむ緑豊かな「コモンスペース」(3)

コミュニティをはぐくむ緑豊かな「コモンスペース」

「プラチナ ガーデンズ」を展開

賃貸住宅を対象としていた「シャーメゾン ガーデンズ」に、2015年からはサービス付き高齢者向け住宅・有料老人ホーム・グループホーム(高齢者・障がい者)等のプラチナ物件も「プラチナ ガーデンズ」として展開しています。 シャーメゾン ガーデンズの評価基準を踏襲しつつ、④快適性を高める設計 ⑤安全・安心をもたらす設計 の項目にプラチナ事業ならではの基準として、入居者や運営スタッフの視点を盛り込んでいます。

2018年度は29棟870戸を「プラチナ ガーデンズ」として認定しています。

東京都世田谷区の閑静な住宅街に位置する、サービス付き高齢者向け住宅「グランドマスト赤堤」の計画地には2本の大切な既存樹がありました。

1本は道路に面し、まちのシンボルとして景観を形成していた10mを超えるコブシの樹。春の訪れを真っ先に告げる樹として長い間地域の人々に愛されてきました。もう1本は、東京大空襲で幹の半分を失ったにもかかわらず、世紀を超えてオーナー様家族を見守り続けたモチノキです。今回の計画では、これら2本の樹木をはじめ、その他の既存樹木もできるだけ残しながら、新植の樹木も加え、新旧の樹木がハーモニーを奏でるような外部空間づくりに努めました。建物はシンボルツリーとなるコブシの樹を囲むように計画しています。メインアプローチでの存在感に加え、1階の共用ホール・カフェテリア、2階の共用ラウンジからも緑を感じることができ、また3階からは花を間近に見ることができるように配慮しています。緑の助けを得ながら「施設」としてとらえるのではなく、「終の住処」としての上質な住空間を提供しています。

写真:全景

全景

写真:夜景

夜景

写真:1Fカフェテラスからシンボルツリーのコブシを臨む

1Fカフェテラスからシンボルツリーのコブシを臨む

写真:計画前のコブシ

計画前のコブシ

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