本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツの全てにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

価値創造のビジョンと戦略

トップコミットメント

社員の心、商品力、施工力。トータルなブランド価値を高める/社員がわくわく、ドキドキする職場づくり。その活力、総合力で事業を効率的に推進/代表取締役社長 兼 COO 阿部 俊則

健全で活力ある職場づくりと好業績の両立

「働き方改革」という言葉が時代のキーワードになり、企業にも高い倫理観を持った対策が求められています。企業が成長するためには、その大前提としてコンプライアンスの徹底が不可欠です。さらに積水ハウスグループの企業理念には「人間愛」という根本哲学があります。「働き方改革」と「人間愛」。この二つをつなぐ考え方として、当社の創業者の言葉を、私は胸に深く刻んでいます。「企業は人で構成され、人は心で動く。社員の心、人格という点で他社を上回りたい」。まず、社員が立派だといわれる会社にすれば、業績は後からついてきます。心身共に健康でなければ、お客様に信頼される人格は形成されません。健全で活力ある職場づくりを何より大切にする。ダイバーシティへの取り組みをはじめ、積水ハウスグループが進める「働き方改革」の根底には、こうした思いがあります。

健全で活力ある職場。私が思い描いているのは、社員が「わくわく、ドキドキする職場」です。夜遅くまで仕事をする職場に未来はありません。仕事と私生活のバランスがとれ、充実した日々を送ることが理想です。平易な表現を使用しましたが、ダイバーシティの進展、人材成長、定着率の向上、こうした効果に通じるテーマです。

理想的な職場環境づくりの推進、そして「住」関連ビジネスを重点テーマに据えた事業戦略。この両輪がしっかりとかみ合い、業績面では連結売上高2兆円を超え、過去最高の数字を達成することができました。営業利益も過去最高を更新しています。これは2008年のリーマンショックからの復活を目指して行ってきた構造改革の大きな成果といえます。本社のスリム化、エリアマーケット戦略、各事業の専門性強化。グループ連携も着実に成果に結び付いています。そして、徹底して推進したのが損益分岐点を意識した経営です。筋肉質の企業体質で利益を生み出す。この路線を継承し、さらなる成長を目指す新しい中期経営計画が始動しました。今、変えるべきこと、守るべきことを見極めながら、積水ハウスグループの強みをより伸ばす事業を展開します。

ITの活用、相互理解や絆の強化。業務の効率化にも注力

筋肉質の体質を維持・強化するためには、業務の効率化が重要な課題になります。働き方改革とも連動します。現在、設計や現場監督の業務に関して、ITを活用した「能力の見える化」に取り組んでいます。営業職と異なり、仕事の成果を数値化しにくい職種です。そこで、仕事の量・精度・評価などの判断基準を明確にして点数化する。つまり公平、公正に見える化する。その結果、業務上の課題や解決策を共有し、無駄や過剰な業務を効果的に削減することが可能になってきました。施工管理においては、積水ハウスと積和建設の技術業務の重複の見直しにも役立っています。今後、取り組みの精度を高めながら、さまざまな側面から「わくわく、ドキドキする職場」づくりに活用していきます。

「施工力」は積水ハウスグループの大きな強みの一つです。建築長を目指す積水ハウスの社員が一定期間、積和建設の業務を経験するキャリアパスを制度化することにより、連携の緊密化を図ります。「運命協同体」である協力工事店との信頼関係、絆を大切にする創業以来の企業文化は、誇りを持って受け継いでいきます。また、近い将来、施工現場で働く技能者が、ますます減少することが予測されます。現在、茨城・滋賀・山口の3カ所に設けた訓練校で、次世代の担い手を育成しています。女性にも働きやすい施工現場を目指し、作業環境の改善も進めています。

一方で、協力工事店、取引先から企業倫理違反や取引にかかる懸念事項に関する相談を受けるヘルプラインを開設しました。良い情報だけでなく、悪い情報こそ早期に把握することが大切です。そして、問題には迅速に対応する。コンプライアンス意識、危機対応力の向上を図り、隠ぺい、不祥事のない風土の定着に、引き続き力を注ぎます。

ブランド力を高め、社会課題の解決につながる領域で成長

新設住宅着工戸数が減少する中、積水ハウスグループは着実に業績を伸ばしています。縮小均衡に陥ることなく、戸建・賃貸住宅を中心とした「請負型ビジネス」を基軸に据えながら、リフォーム・不動産フィーなどの「ストック型ビジネス」、分譲住宅・マンションなどの「開発型ビジネス」、そして「国際ビジネス」を育成・成長させる戦略をとってきたからです。また、エネルギー収支をゼロ以下にするネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の普及において業界をリードする「グリーンファースト戦略」を推進してきたことも大きな後押しになっています。2020年までに新築住宅の80%をZEH化する目標へ着実に近付いています。2019年春に名古屋で完成予定の全国初のZEH分譲マンションも注目を集めています。

事業戦略をお客様に訴求するために、戸建住宅事業について、ブランドコミュニケーション戦略の再構築を行いました。付加価値の高い住まいの提案を推進する取り組みです。今後もダインウォール(鉄骨住宅「イズ・シリーズ」のコンクリート外壁)、ベルバーン(木造住宅「シャーウッド」の陶版外壁)など、当社オリジナルの技術を生かした商品を中心に、積水ハウスの原点である中高級路線を堅持し続けます。

賃貸住宅事業については、従来取り組んできたエリアマーケティングをさらに徹底し、都市部を中心に入居競争力の高い良質な物件を建築していきます。2016年度の一括借り上げ入居率は96.5%の高い水準を保っています。

加えて、既存住宅のリフォーム・リノベーション事業を強化する組織体制も再編成しました。温熱環境改善が必要な住宅は約4000万戸、旧耐震基準の住宅は約1000万戸。巨大な市場、まさに成長分野だといえます。今後も時代のニーズを先取りし、先進技術を駆使して、社会課題の解決につながる取り組みに挑戦し続けます。

「価格営業」ではなく「価値営業」。「ニーズ」から「ウオンツ」、お客様に「欲しい!」と思っていただける積水ハウスへ。そのためには、トータルなブランド価値の向上が不可欠です。積水ハウスグループの基本方針「最高の品質と技術」、ブランドビジョン「SLOW & SMART」を再確認しながら、グループ全体でCSR経営を基本に位置付け、その結果がCSV(共有価値の創造)につながる事業活動を展開します。

ダウンロードライブラリ

Sustainability Report 2017

CSV(共有価値の創造)に向けた取り込み

  • エコ・ファーストの約束
  • ダイバーシティの推進
  • 従業員との共同寄付制度 積水ハウスマッチングプログラム
  • 天空美術館
  • エコ・ファーストパーク
  • 5本の樹野鳥ケータイ図鑑
  • 積水ハウスの公式Facebook
  • 積水ハウス50年史