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価値創造のビジョンと戦略

トップコミットメント

プラス思考、柔軟な発想で、「夢」を創造する事業を展開/鳥の目・虫の目・魚の目で、日本の未来、世界の動きを見つめて、新たな成長を/代表取締役会長 兼 CEO 和田 勇

「長寿先進国」として住環境、社会、国のあり方を変える

世界の政治経済の情勢は、不安定・不透明感が増し、その動きが連日のように報道されています。国内情勢では「少子化」「超高齢社会」などの負の側面を取り上げた論評に目が行きがちです。しかし、変化のない社会に進歩はありません。変化はチャンス。大切なのは、流動的な社会情勢に一喜一憂することなく、物事の本質を冷静に見抜き、前向きに受け止め、信念を持って積極果敢に行動することです。そうすることで、一気に視界が開けます。住宅産業の可能性、進むべき道も大きく広がると私は考えています。

超高齢社会も、プラス思考でとらえると、さまざまなイノベーションを生み出す「長寿先進国」という発想が生まれます。「生涯住宅」思想を基本姿勢とする積水ハウスグループは、身体機能の個人差にまで配慮した独自の「スマートユニバーサルデザイン」を確立。冬の入浴中など、いわゆるヒートショックから命を守る温熱環境改善リフォーム・リノベーションなどを含め、ハード・ソフトの両面から先進的な提案を続けています。「健康寿命」を延ばす家。そうした視点、それを支える技術は、近い将来、世界の国々に必要とされることは間違いありません。私たちの新たな強みになるのです。

さらに長寿先進国としての経験を基に考えを進めれば、世界の手本になるような国のあり方、新しい社会の形を示す道筋が見えてくるのではないでしょうか。

実践のためのキーワードは「生涯活躍」です。企業はもちろん、社会全体で、元気な長寿世代が仕事を持ち続けられる仕組みを整える。定年延長などの基本的な制度整備に加え、経済活動の中で有能な個人の力を大切に生かし続ける、これまでにない社会環境づくりといえるでしょう。長寿世代の気力・能力は、これからの日本社会に欠かせない国の財産、資源です。私たちの企業活動の中にも組み込んでいくべき重要なテーマだと考えています。

インバウンド需要に対応する独自の視点での新たな取り組み

一方で、日本の成長をけん引する柱の一つとして、インバウンド需要への期待が高まっています。政府は2020年の訪日外国人観光客の目標人数を倍増させ、4000万人にすると発表しました。しかし、フランスでは現在でも8000万人以上で、人口を上回る数の外国人が訪れています。日本はまだまだ発展途上です。今後、注目されるのは、いわゆる爆買いなど表層的・一時的な現象ではなく、体験型観光などを含む長期滞在による、地に足の着いた経済効果。そのために必要となるのが、良質で個性豊かな受け入れ環境、多様なニーズを満たす滞在施設の整備です。

特徴的な事業として、積水ハウスグループは株式会社和空プロジェクトと協働し、宿坊創生事業を始動させました。社寺に泊まり、写経・座禅・法話などを体験し、精進料理を楽しむ。その舞台となる宿坊の設計・施工を担います。モノからコトへ、消費ニーズ転換への対応。住宅産業として新たな市場開拓であり、地方創生の動きとも連動し、地方の魅力発信、雇用創出にもつながる、社会的に意義のある事業と位置付けています。

また、東京・赤坂では、シンガポールのフレイザーズ社と提携した高級サービスアパートメント事業がスタートします。同社の最高級ブランド「フレイザースイート」の日本初進出です。増加する上質なホテルニーズに対応し、ビジネスや観光目的の長期滞在者にクオリティーの高いサービスを提供します。同社は海外での共同事業で数々の実績を持つ現地パートナーです。富裕層のインバウンド需要に対応するこのプロジェクトは、国際事業の新たな成果、その進化形の一つともいえます。

宿坊と高級サービスアパートメント。路線は異なりますが、これからの事業展開、市場創造に求められるのは、多様化するニーズへの機敏で柔軟な対応です。それを可能にするのは、質の高い住環境の追求、独自の環境技術、常に先駆的な挑戦を続けてきた実績、総合力、そしてビジネスパートナーとの信頼関係です。今後も独自の手法・発想で、多彩な取り組みに着手します。

国際事業を深く耕し、夢のある産業として成長を確信

現在では順調に軌道に乗ってきた国際事業を展開する際、三つの条件で進出先を選びました。①人口ボーナスがある国、②資源が豊かな国、③環境意識の高い国。そして、必ず相手の国に喜んでもらえる事業の実現を目指しました。国内市場が縮小するから海外へ進出する。そのような後ろ向きの発想はありません。私たちの環境技術を世界が必要としている。その技術で世界の住宅を変えることは、地球温暖化防止の一助にもなる。自信と使命感を持って、新事業を開拓してきました。積水ハウスグループは、目先の市場拡大、短期投資による利益を目指すことはないということです。

国際情勢が刻々と変化する中でも、この考えが揺らぐことはありません。今後も無定見な拡大路線に走ることなく、現地で歓迎される事業をより深く耕す。「深化」をキーワードにした展開を考えています。

住宅という「個」から周辺環境を含めた住環境を「面」でとらえる積水ハウスグループの環境技術・思想は、高い評価を受けています。オーストラリアのクイーンズランド州で進めている大型宅地開発・住宅建設プロジェクト「エコ・リプリー」は、豪グリーン・ビルディング協会(GBCA)による環境格付け評価で、5スターの認定を得ることができました。「エコ・ファースト企業」である積水ハウスへの信頼は確実に高まっています。健康寿命を延ばす家という新たな発想、独自の技術を生かす場も、今後、増えてくるはずです。

「住まいから、社会を変える」。住宅産業の使命、責任の重さを日々実感するとともに、夢のある産業として成長しているという確信もあります。お客様と生涯のお付き合いをさせていただく住宅事業を基本に、コミュニティの再生、地域・地方の創生へ。国際事業やインバウンド対応の事業から広がる世界の人々、社会との交流。やるべきことは、まだまだあります。私たちが住宅産業という立場で語る夢は、そのまま日本の将来の夢になるといってもよいかもしれません。そのために、広く社会全体を見渡す「鳥の目」、小さな動きを見逃さない「虫の目」、そして、激流の中でも時代の流れをしっかりと見極める「魚の目」。この三つの目を大切にしながらバランスのとれた事業活動を推進し、積水ハウスグループらしい「未来責任」を果たし続けます。

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