食と健康
疲れた日は、お風呂とアロマのぬくもりでぐっすりおやすみ。

寒い1日が終わり、お風呂で温まる時間を楽しみにしている方も多いはず。
そんな普段のバスタイムを、もっとグレードアップさせる「バスソルト」を手作りしてみませんか?よりリラックスさせる効き目のある精油を入れれば、不眠や寝つきの悪さに悩む方にもぴったりです。
作り方は、材料を全て混ぜるだけ!お好きな精油やドライハーブを用意して楽しんでみて下さいね。

一番大きいのは、「デトックス効果」です。バスソルトをお風呂に入れると大量の汗をかき、老廃物が排出されます。これは、体内よりもお風呂の方が塩分濃度が高いため、「浸透圧」の働きで体内の水分が外に押し出される作用によるもの。いらないものを排出した後にスキンケアで化粧水などをお肌に入れ込めば、いつもより吸収が良くなり、美肌につながります。また、血流が良くなり温まることによる「リラックス効果」、「冷え改善」なども。
デトックス効果のあるバスソルトに、リラックスできる作用のある精油を加えれば、ぐっすり眠ることができそうですね。
カモミール
高ぶっている神経や動揺を鎮めます。また、痛みを和らげる作用があります。

ラベンダー
筋肉痛、腹痛、頭痛などの痛みを和らげ、安眠を誘います。
うつ気味な心を癒し、怒りを鎮める作用も。

オレンジ
便秘、胸やけ、食欲不振など消化器系の症状の緩和に役立ちます。また、緊張が続いたときやストレスが溜まっているとき、気持ちをスッと軽くします。

ゼラニウム
ストレスを鎮め、精神のバランスをとります。
女性ホルモンのバランスを整えたり、むくみ改善に。

・妊娠中、授乳中や高血圧、てんかんの方、乳幼児などは精油のご利用にご注意下さい。
・また、体調・体質によっては合わないハーブもありますので、ご注意下さい。

お風呂に入れるのはもちろん、足湯に入れるのもおすすめです。
より手軽に、精油の香りとバスソルトの温め効果を感じることができますよ。
【取材協力】
松尾あや子さん
JHS(ジャパンハーブソサエティ)上級ハーブインストラクター。専門のハーブの活用法を中心に、暮らしを快適にする幅広い提案を行っている。自宅の庭はハーブガーデンになっており、様々な種類のフレッシュハーブを使った料理やアロマ、洗剤などを研究・開発している。
こだわりの空間で、
ワンランク上のリラックスタイムを。
空間づくりにこだわれば、より充実のリラックスタイムが実現します。
入浴後はスキンケアやお化粧がしやすい洗面台でお手入れしたり、広いスペースでマッサージやストレッチを。
バスルームや洗面室から直接バルコニーや庭にアクセスできたら、春夏はアウトドアで足湯も楽しめます。
