家を建てることだけが、積水ハウスの仕事ではありません。
ひとも、生き物も、街も、地球も。
誰もが心地よく幸せに過ごせる住まいのために、たくさんの研究に取り組んでいます。

すまいラボ

雨ふる国の住まいづくり

建築基準法とは、建物を建てるときの最低限の決まりごと。
だけど、その中に「防水」に関する規定はほとんどありません。
これは「地震でも壊れにくい」や「火災でも燃えにくい」とは別のレベル、
つまり、建物に水が入らないのは当たり前だからではないでしょうか。
けれど、今建てられている住まいの中には、台風で漏水を起こすものもあるなど、
完全ではないのが実情です。当たり前、だけど難しいのが防水。
積水ハウスではいつまでも安心、快適に過ごせるように、
防水の研究にもずっと取り組んできました。

RESEARCH


基準がないから、どこよりも厳しく。

大型台風よりも強く、激しい環境を再現。
積水ハウスの研究機関「総合住宅研究所」では、風雨にさらされる外装材の性能を検証する専用空間を用意しています。ここでは最大風速70m/s、最大降雨量240mm/hの再現が可能。風と雨の強さをさまざまに組み合わせ、大型の台風や強烈なゲリラ豪雨でも安心できる材料、工法の開発に努めています。

屋根と住空間の間も見つめる。
万が一屋根瓦から雨の侵入を許しても、それが室内まで入り込まないように。そのための最後の砦となるのが防水シート(ルーフィング)です。積水ハウスでは屋根瓦だけでなく、ルーフィングの性能や寿命の向上にも積極的に取り組んでいます。

KNOWLEDGE


雨の日も、風の日も、雨と風の日も。
強く、安心できる技術を確立。

雨の日も安心な住まい、と言っても防水性能を高めただけでは足りません。なぜなら、台風の日は風に押されて小さな隙間から雨が侵入することだってあり得るから。だから、積水ハウスでは防水と耐風、部材と工法を組み合わせ、雨にも風にも強い住まいづくりをこれからも目指します。

ANSWER


自然環境よりも厳しい独自の基準で、
ロングライフな住まいを。

2000年から施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」では、住宅を新築する建設工事の請負人に瑕疵担保責任として無償補修や賠償が義務付けられています。その期間は建築後10年。瑕疵の対象として「構造上の主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」があり、漏水時には無償で修理しなければいけません。しかし、積水ハウスでは2018年4月以降の契約分より「躯体」と「防水」の保証を、法律を大きく上回る30年に延長。万が一漏水した場合でも無償で修理することをお約束しています。

防水技術は屋根以外の場所にも。
積水ハウスでは防水に関する技術を、屋根以外の場所にもふんだんに採用。住まい全体で雨や風の不安から家族を守っています。

二段階の防水部材で室内への
漏水を防ぐ「外壁目地」

枯れ葉に邪魔されず排水できる
「枯れ葉ネット」と「オーバーフロー管」

豪雨による雨水のあふれ出しから住まいを守る
「縦樋オーバーフローソケット」

床下浸水配慮仕様

保険や支援金の対象とならない床下浸水に対して、下記5つの対策を施すことで、被害の軽減を図ります。

①設備機器の高さを上げる
補修費用が高価な設備機器の水没を防止

②浸水危機時に玄関ドアに止水板を設置
玄関ドアからの浸水を抑制

③補強土間コンクリートの採用
基礎下からの水の侵入を抑制

④下水道からの空気圧を逃す開放蓋の採用
短時間のゲリラ豪雨時などのトイレの水の飛散を防止

⑤基礎の高さを上げる
基礎上からの水の侵入を防止

RECOMMEND


「安全、安心、快適な技術をチェック!
体験型ミュージアム「Tomorrow’s Life Museum」

「Tomorrow’s Life Museum」は一般の展示場や実例見学会では見たり触れたりできないことも、体験しながら実感していただけるテーマパークのような場所。防水性能はもちろん、もしものときに安心な耐震や耐火、快適に暮らすための遮音や断熱など、自社工場内の施設だからこそ見ることができる技術をたっぷりとご用意しています。皆さまのご来場を、お待ちしています!

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