子育て
手足を使って、五感を刺激!
梅雨だから、思いきって泥あそび

いよいよ梅雨シーズンが到来。子どもたちにとっては外で遊べる機会が減って、ちょっと退屈な季節かもしれません。だけど、雨がつづくこれからの季節は、ふだんはできない泥あそびを思い切り楽しめるチャンス。しかも泥あそびには子どもたちの五感を育む可能性がたっぷり秘められているんです。
たまには汚れなんて気にせずに、家族みんなで泥だらけになって笑ってみませんか?
泥あそびは魅力がいっぱい!

雨がたっぷり降ったあとは、地面が乾く前にお庭を素足で歩いてみませんか?ひんやり、やわらかな踏みごこち、指の隙間から広がる泥の感触など、いつもとは違う刺激は、子どもたちの五感を育むのにぴったりです。
また、泥を使っておはぎやケーキ、ハンバーグをつくったりすれば、見立て遊びの楽しさと同時に、発想力や想像力も鍛えられそうですね。
大人だって楽しい泥だんごづくり!

泥だんごづくりに向いているのは水をたっぷり含んで、少し粘り気のある土。そこにほんの少しの乾いた砂を混ぜ、しっかりこねこね。こねればこねるほど割れにくい、丈夫なだんごができますよ。
適当な球体になったら乾かし、再び表面を湿らせて目が細かくやわらかな布で磨き上げれば、ピカピカ光る泥だんごに。泥をこねる力加減や指づかい、試行錯誤したり、やり抜く力を身に付けるのにぴったりです!泥でつくるのが難しければ小麦粉粘土もおすすめ。絵の具を使えば、カラフルなだんごに仕上げられます♪
広いスペースがあるなら泥投げも。
ガレージやお庭など、広いスペースがある場合には壁やベニヤ板に思いきり泥を投げつける「泥投げ」もきっと楽しいはず。
汚れることを気にせず、力いっぱい泥を投げつければストレスの発散にも役立ちそうです。ただし、ご近所さんの迷惑にならないようにくれぐれもご注意を!
【記事監修】NPO法人ファザーリング・ジャパン関西(FJK)
2010年5月、NPO法人ファザーリング・ジャパンの関西支部として誕生。「『父親の子育てに高い価値』を生み出すこと」をミッションに、子育てに関する情報の発信やイベントの開催を行っています。
スロップシンクがあれば、
汚れて帰ってきても安心!
洗面室とは別に玄関脇や土間スペースに手洗いできる場所があれば、外で元気いっぱいに遊んで帰ってきた子どもたちが汚れを落とす際に大活躍。また、スロップシンクを洗濯専用室に設置すれば、衣類の下洗いができるほか、靴も洗えて便利です。
