子育て

子育てにスイートな時間を
親子を幸せにする褒め習慣

褒めることは子どもによい、とよく耳にしますが、効果的な褒め方やコツ、さらには親子への効用があることは、知っていますか?
なんでいいの?どんなことを、どんなふうに褒めればいいの?
そんな「褒め」に関する知識や方法を知って素敵な親子関係を築きましょう!

「褒める」の効用

そもそも、褒めることはなぜ子どもにとっていい影響を及ぼすのでしょうか。第一に、褒められることで自己肯定感を育むことができ、「自分はできる!」という気持ちを持つことができます。そして、困難なことに対してもチャレンジできるようになってきます。第二に、親子関係が良好に。子どもを褒めようと思うと、自然と親が子どもを見る時間が増えたり、コミュニケーションをとったりする機会が増え、いいところに目が向くようになります。すると、不用意な「けなし」や、きつい声かけが減り、子どもはもちろん、親にとってもストレスが減るのです。そんないいことづくめなら、ぜひ実践したいもの。理想的な「褒め方」を考えてみましょう。

どんなことで褒める?褒めるコツは?

「逆上がりができるようになった」、「テストでいい点をとった」など、目に見える成果を褒めることは簡単ですが、成果が出ない場合こそ、プロセスを認めて褒めてあげることが大切です。例えば、逆上がりは成功しなくても「よく鉄棒から手を離さなかったね」、「ナイスジャンプ!」など、逆上がりに至るまでの行動を細分化し、できている部分を具体的に褒めるのです。その上で「ここまでできているから、次はこうしてみたらもっとできるかも」など、アドバイスを付け加えるのはOK!前向きに取り組む力につながります。また、こちらがお願いしたことをできた際に「ありがとう」と声をかけることも、褒めていることと同じです。特にスポーツや勉強などに本格的に取り組む前の未就学の子どもに対しては、「食器を運んでくれてありがとう」「洗濯機に靴下を入れてくれてありがとう」など、日常の生活習慣について、たくさん褒めてあげましょう。

「ごほうび」は上手に使う

子ども達にとってうれしい「ごほうび」は、大人の使い方次第で毒にも薬にもなります。何かの成果や結果だけに結びつくごほうびばかり与えていると、ごほうびがないと物事に取り組まなくなる危険が。そのためにはやはり、「どれだけ頑張ったのか」、「どれだけしっかりと準備したのか」というプロセスや努力に対してごほうびを与える必要があります。すると、努力することに重点を置けるようになり、ごほうびがなくても自ら行動できるようになるかもしれません。ごほうびは、必ずしもモノである必要はありません。「家族でレストランに行く」、「家族で一緒にゲーム大会」など、家族みんなで楽しめることに設定すると、より家族の関係も深まりますよ。また、ごほうびが“インフレ”にならないようにもご注意を。ごほうびのレベル感は一定にし、うまく生活に取り入れながら、親も子も幸せになれる褒め習慣を見つけていきましょう。

【記事監修】NPO法人ファザーリング・ジャパン関西(FJK)

2010年5月、NPO法人ファザーリング・ジャパンの関西支部として誕生。「『父親の子育てに高い価値』を生み出すこと」をミッションに、子育てに関する情報の発信やイベントの開催を行っています。

家族みんなで「知」を深められる
ファミリーライブラリー。

親子一緒に学びを深めたり、発見したり、コミュニケーションをとる。そんなひとときを演出してくれるのが、家族みんなの本を収められるファミリーライブラリーです。ソファや椅子、クッションを置いて、それぞれが好きな場所で本を広げ、読書しながら家族みんなで心地いいつながりを。自然と会話が生まれることで、「褒め」のきっかけだってたくさん見つかるかもしれません。


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