子育て
成長に合わせて、いい「イドコロ」を。
子ども部屋の上手なつくり方

そろそろ子ども部屋を、そんなふうに考えているママやパパもきっと多いはず。そこで子どもたちのイドコロの上手なつくり方をご紹介。
大切なのは「年齢」や「広さ」ではなく、「発達段階」に合わせること。
ベビー期、キッズ期、ティーン期、それぞれの時期で子どもたちのための空間に必要な機能は異なるので、ぜひチェックしておいてくださいね!
理想は徐々に個室に変化できる、自由度の高い空間。
ベビー期までは親といつも「一緒にいる」スキンシップ型コミュニケーションが主ですが、キッズ期には遊びや入浴を「一緒にする」行為型のコミュニケーションに。そしてティーン期には「ひとりでいる、する」状態が増える会話中心型のコミュニケーションに変化します。つまり、子どものプライベート空間も成長に合わせてふさわしい形は変わるということ。たとえば、幼い間は両親の主寝室とワンルームにして目の届きやすいオープン空間からスタート。成長に合わせて家族や兄弟姉妹との共有プライベート空間から個室へとアップデートしていける……、そんなフレキシブルな空間があると理想的ですね。
ベビー期

ベビーベッドを置いて家族みんなで寝てもゆったりとできる寝室。寝る前に少し照明を暗くして絵本を読んだり子どもが安心して眠れる空間に。

キッズ期

教科書や持ち物が増える時期。自分の空間を確保しながら、共有スペースもある半個室の構成に。

ティーン期

プライバシーが大切な時期。それぞれがちゃんとひとりになれる「個の形成」を重視した構成に。

大人になったら

子どもが独立したら、夫婦のプライベート空間を広くとることだって可能に。

インテリアを考えることで、お片付け力がアップ!
子ども部屋を新しく用意する際は、ぜひ子どもたち自身にインテリアを考えさせてあげましょう。自分で決めることで、ものに愛着が湧き、大切にする心が芽生えることもあると言われています。また、積水ハウスの調査では「子どものインテリア行為」と「お片付け力」には比例関係があることも判明。お片付け上手に育てるためにも、絶対おすすめですよ!
●子どもの性格に合わせた壁の色を
壁の色次第で、お部屋の雰囲気は一変。また、色は人の心理に影響を与えることも。ブルーやグリーンといった寒色系は心を落ち着かせる効果が、赤やピンクといった暖色系は活発にする効果があるとされています。

●気軽に飾れるウォールステッカー
壁の塗り替えよりも手軽なのが、貼ってはがせるタイプのウォールステッカー。インテリアショップやネット通販などでお好みのものを手に入れて、壁や家具を自由にデコレーションしましょう!

●身長にあった収納家具をセレクト
お片付け習慣をアップさせるのに大切なのは、子ども自身が手の届く高さに収納場所があること。子どもが楽しく収納できるようなカラフルなボックスを置いたり、ハンガーパイプの高さを調整したりしてみてくださいね!

移動できる収納棚があれば、
ライフステージに
合わせて、
自在に間取りを変えられます。

積水ハウスの可動間仕切収納「ヴァリエス」なら特別な工事が一切不要、隠れたキャスターがついているので、手軽に好きな場所に設置して、空間を思いのままに仕切れます。たとえば、子どもたちが小さな頃にはゆったり仕切って家族みんなの大きなベッドルームに、少し大きくなったら小さく仕切って兄弟姉妹それぞれの個室に、さらに巣立った後にはゆるやかに仕切って夫婦ふたりで気兼ねなく使える空間に。大きなひと部屋を自在に仕切ることで、建ててすぐも、10年後も、20年後も、家族のライフステージに合わせて理想の間取りで暮らせます。