インテリア

スタイリッシュな和の
インテリア

和の心を、モダンに表現する。

フローリングの空間にソファやダイニングテーブル、ベッドを置いて暮らすのがスタンダードとなっている現代。それでも、住まいに「和」の要素を取り入れたいという声は根強く聞かれます。
とはいえ、昔ながらの和室は他の空間との違和感が気になりますよね。
今回は、現代の住まいに調和する「和」のインテリアをご紹介します。

梶 彩子
積水ハウス 一級建築士
入社時は商品企画からマーケティング、部材の開発をしていました。現在はそれらの経験を活かして、住宅や展示場設計をし、暮らしが豊かになるアイデアを日々考えています。
季節の変化を楽しめたり、家族のつながりを感じられたりとちょっとプラスαのしかけを盛り込むなど、楽しく愛着がわくような家づくりを心がけています。

interior-1和を現代的に表現する。

和の空間を現代の住まいと調和させるには、モダンなテイストでまとめるのがおすすめです。
床は、板の間にしたり、縁のない半畳の畳を敷くことでモダンな雰囲気を演出できます。色味は抑えてシンプルにし、一方で床や壁は豊かな質感を感じさせる上質な仕上げに。いわゆる和モダンからさらに一歩進んだスタイリッシュな和の空間を叶えることができます。

  • 土間、大黒柱といった古来の日本家屋の特徴をモダンに落とし込んだ、ダイナミックな吹き抜け空間。

  • 吹き抜けの2階部分は北欧テイストを感じさせるファミリーリビング。和テイストと北欧デザインの相性は良く、ナチュラルな素材感を楽しみたい人にはぴったりな組み合わせです。

interior-2和を感じる、壁や床の仕上げ。

木目や塗り壁といった自然の素材感を生かすことで、和を感じさせるインテリアになります。他にも、和紙を使った質感のある壁紙や床のなぐり仕上げなど、個性的でモダンな和の表現方法があります。

  • 豊かな木目とマットな塗り壁の階段ホールに、個性的な和紙のブラケット照明の素材感がマッチし、互いに引き立てあっています。

  • 右下の床部分になぐり加工を施してあるので、素足で歩くと独特の凸凹を感じます。視覚でも触覚でも楽しめる、空間のスパイスに。

interior-3他の空間との調和。

他の空間から独立した「おもてなし和室」や「客間」なら、他の空間とのインテリアのギャップを感じずに済むかもしれません。しかし実際には、リビングやダイニングのそばに和室を設ける間取りも多く、空間のつなげ方が非常に大切です。

例えば上の空間では、LDKのフローリングを和室までつなげ、空間を仕切る引き戸は天井の高さを揃えてすっきりと。和室の照明もダウンライトにするなど、細部まで無駄な装飾を抑えることで、スタイリッシュなインテリアを叶えています。

  • アクセント壁を共有するダイニングと和室。濃色のフローリング、グレーの石壁といった深い色味でまとめられた落ち着いた空間です。

  • 質感のある天井をつなげ、引き戸の上の垂れ壁を敢えてなくすことで独特の浮遊感が生まれました。


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