インテリア
大好きなものと
暮らすインテリア

いつも眺めていたい、そんなものはありますか?
それは旅先で一目惚れした小さな雑貨だったり、家族の写真、さらには趣味のコレクションや愛車といった大掛かりなものまで。今回のテーマは、大好きなものに囲まれて暮らすためのインテリア。既製品のシェルフなどに並べることから一歩進んで、新築やリフォームの時だからこそできる方法を中心にご紹介していきます。

中岡 万紀子
積水ハウス 一級建築士
入社時から、20年以上現場で戸建住宅・賃貸住宅などの設計・インテリアを手掛けてきました。
ご家族と建物の経年変化に合わせたご提案ができるよう、心掛けています。
interior-1いつでも眺められる場所に飾り棚を

長い時間を過ごすリビング・ダイニングや、帰ってきたら必ず通る玄関ホール。そんな場所に飾り棚があれば、いつでも好きなものを眺められます。
家づくりやリフォームの際に、好きなサイズや他と材質を合わせて、造作で作りつけられる方も多いので、気になる方は是非ご相談くださいね。
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収納ユニットに間仕切壁としての機能を持たせた可動式間仕切収納。
床から天井まで高さがあり、昇降式キャスター付きのためライフステージの変化に合わせてフレキシブルな空間レイアウトが可能です。 -
玄関ホールの飾り棚は、家族はもちろん、お客様にも楽しんでいただけます。
interior-2好きなもの専用のスペシャルルーム

飾り棚では収まらない!そんな方には、専用のスペシャルルームという手もあります。愛車を心ゆくまで眺めたい方には、ガレージと一体化した空間を。美術品や自分の作品を飾って楽しみたい方は自宅にギャラリーを作るのも素敵です。
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ゆったりとした空間のギャラリールーム。地域に開かれた空間にすれば、ご近所の方達とのコミュニケーションも生まれます。
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トップライトから自然光が差し込むアトリエ兼ギャラリー。
interior-3こんな場所にも飾ってみましょう

専用の棚や空間を作らなくても、住まいの中にあるちょっとしたスペースを使って好きなものを飾ることができます。例えば、梁のように引っ掛けるところがあれば、モビールや植物を吊るすことができます。窓枠にはガラスの小物やグラスを。光が差し込む場所に置くと一層綺麗に見えます。
お気に入りのものがふと目に入るだけで、日常がちょっぴり幸せになる気がしませんか?まずは何をどんな風に飾ってみたいか、想像してみることからはじめてみましょう。
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キッチンの窓枠に並べた小物たち。料理や片付けをしている時でも、お気に入りのものが近くにあるだけで和みます。
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照明用のレールにフックをつけて、ドライフラワーを飾るアイデア。吊るして使う一輪挿しを使って生花を飾っても素敵です。