インテリア

家族の真ん中に!リビング階段下のファミリーステーションの作り方

お子さんがダイニングで勉強するというご家庭も多いようです。ダイニングで行う食事以外の行動についてアンケートを取ったところ、小学生のいるご家庭では半数以上の方が「学習する」と答えられました。キッチンにいる親から目が届きやすく、親子でコミュニケーションの取りやすいダイニングは、宿題や勉強をするのに最適な場所かもしれませんね。今回は、家族がつながり合うダイニングキッチンをご紹介します。
お子さんがダイニングで勉強するというご家庭も多いようです。ダイニングで行う食事以外の行動についてアンケートを取ったところ、小学生のいるご家庭では半数以上の方が「学習する」と答えられました。キッチンにいる親から目が届きやすく、親子でコミュニケーションの取りやすいダイニングは、宿題や勉強をするのに最適な場所かもしれませんね。今回は、家族がつながり合うダイニングキッチンをご紹介します。

仲良し家族に嬉しい
「緩やかにつながるLDK」

子どもが小学生くらいまでは、リビングやダイニングで宿題をしたり遊んだり、というご家庭も多いのではないでしょうか。今回ご紹介する空間は、リビング階段を中心にしたひとつながりの空間。床の高さを変えながら緩やかに区切ることで、お互いの気配を感じながらも各々が違うことに集中できる、そんな空間をつくりました。

子どもが小学生くらいまでは、リビングやダイニングで宿題をしたり遊んだり、というご家庭も多いのではないでしょうか。今回ご紹介する空間は、リビング階段を中心にしたひとつながりの空間。床の高さを変えながら緩やかに区切ることで、お互いの気配を感じながらも各々が違うことに集中できる、そんな空間をつくりました。

階段をリビングに設けることで、階段を通るたび、自然に家族のコミュニケーションが生まれます。吹き抜けを介して上階の様子がさりげなくわかるということもあり、子育て世代に人気のレイアウトです。

階段をリビングに設けることで、階段を通るたび、自然に家族のコミュニケーションが生まれます。吹き抜けを介して上階の様子がさりげなくわかるということもあり、子育て世代に人気のレイアウトです。

LDKの中心にある
「ピットファミリーステーション」

こちらの空間では、リビング階段下から隣の畳のステージリビングに続く長いカウンターを設けています。ここは、家族みんなで使える「ピットファミリーステーション」。家族で並んで、宿題をしたり、家計簿をつけたり、ネットサーフィンをしたり……と、思い思いの作業をすることができます。
階段下の空間は床を一段下げることで天井高を確保。適度な囲われ感があり、集中して作業に取り組めます。

こちらの空間では、リビング階段下から隣の畳のステージリビングに続く長いカウンターを設けています。ここは、家族みんなで使える「ピットファミリーステーション」。家族で並んで、宿題をしたり、家計簿をつけたり、ネットサーフィンをしたり……と、思い思いの作業をすることができます。
階段下の空間は床を一段下げることで天井高を確保。適度な囲われ感があり、集中して作業に取り組めます。

ダイニングキッチンともひとつながりになっているため、例えば、子どもがデスクで宿題をしたり畳コーナーで遊んだりしている様子を、家事をしながらさりげなく見守ることができます。

ダイニングキッチンともひとつながりになっているため、例えば、子どもがデスクで宿題をしたり畳コーナーで遊んだりしている様子を、家事をしながらさりげなく見守ることができます。

リビング階段を中心に、キッチン、ダイニング、ピットリビング、ピットファミリーステーション、畳のステージリビングを配置し、家族が一つの空間で様々なことに取り組める間取り。段差を利用することで、他の領域にいる家族と目線がぶつからず、気配を感じながらも程よい距離感が保てます。

子育てに便利な
「畳のステージリビング」

LDKの一角に畳のスペースがあると、子どもの遊び場やお昼寝の場として、また、洗濯物をたたんだりアイロンをかけたりといった家事の場として、毎日の暮らしの中で活用できます。床を一段上げてステージリビングにすればホコリが上がりにくくなり、お昼寝や家事の場としてさらに大活躍!

LDKの一角に畳のスペースがあると、子どもの遊び場やお昼寝の場として、また、洗濯物をたたんだりアイロンをかけたりといった家事の場として、毎日の暮らしの中で活用できます。床を一段上げてステージリビングにすればホコリが上がりにくくなり、お昼寝や家事の場としてさらに大活躍!

床座は座る人数を制限しないので、気軽なおもてなしの場としても使えます。子ども連れのお客様が来た時は、遊ばせたり寝かせたりしておけるので安心。また、段差の高さによってはベンチのように腰掛けて使うこともできます。右の写真のようにピットリビングのソファと座面の高さを合わせることで、目線の高さが合い、ソファの延長のように使うこともできます。このように、様々な段差が暮らしの可能性を広げていきます。

床座は座る人数を制限しないので、気軽なおもてなしの場としても使えます。子ども連れのお客様が来た時は、遊ばせたり寝かせたりしておけるので安心。また、段差の高さによってはベンチのように腰掛けて使うこともできます。右の写真のようにピットリビングのソファと座面の高さを合わせることで、目線の高さが合い、ソファの延長のように使うこともできます。このように、様々な段差が暮らしの可能性を広げていきます。

家事と育児に嬉しい
「収納計画」

子育て期には、子どものおもちゃやベビー用品のストックなど、リビングの近くに収納しておきたいものも多くなりがちです。LDKをすっきり居心地よく保つために、リビングのすぐそばに大容量の収納を設けておくのがオススメ。回遊動線にしたり、家事室と共用にしたりすることで家事の効率を高めることができます。

ステージリビング下の段差部分も収納として使えます。ステージリビングでお客様をおもてなしするなら座布団を多めに収納しておいたり、子どものお昼寝場所として使うなら子ども用の寝具を入れておくなど、使い道は様々。
必要なものやライフステージごとの暮らし方を想像しながら計画しましょう。

アイデアいろいろ!「階段下空間の使い方」

余剰空間や窮屈な収納になってしまいがちな階段下ですが、床の高さを変えたり窓を上手に計画することで、心地よい「イドコロ」になります。いくつかの事例をご紹介しましょう。

  • カーペットを敷いた読書コーナー。蹴込み板のない階段や窓で明るさを確保し、閉塞感を感じさせない工夫をしています。
  • リビングから階段までひとつながりになった本棚のある空間。
    階段下にはクッションを置いて、隠れ家のような雰囲気に。
  • 階段下の空間の床を下げ、カウンターと棚を作りつけて、リビング脇の書斎コーナーにした事例。床座なら、天井高が取れなくてもデスクとして使えます。リビングにいる家族の気配を感じながらも囲われ感があり、ほっと落ち着けるイドコロです。

カーペットを敷いた読書コーナー。蹴込み板のない階段や窓で明るさを確保し、閉塞感を感じさせない工夫をしています。

リビングから階段までひとつながりになった本棚のある空間。階段下にはクッションを置いて、隠れ家のような雰囲気に。

階段下の空間の床を下げ、カウンターと棚を作りつけて、リビング脇の書斎コーナーにした事例。床座なら、天井高が取れなくてもデスクとして使えます。リビングにいる家族の気配を感じながらも囲われ感があり、ほっと落ち着けるイドコロです。

すてきなインテリアのある暮らしを楽しんでくださいね!

アドバイザー小泉しをり

積水ハウス
一級建築士/インテリアコーディネーター/住福祉環境コーディネーター
入社以来、主に戸建住宅の設計や展示場の計画に携わっています。
住まいは暮らしの基本となる場所。生活者としての視点を大切にして、日々、住まいづくりに取り組んでいます。

アドバイザー小泉しをり 積水ハウス 設計部 東京設計室 一級建築士/インテリアコーディネーター/住福祉環境コーディネーター 入社以来、主に戸建住宅の設計や展示場の計画に携わっています。住まいは暮らしの基本となる場所。生活者としての視点を大切にして、日々、住まいづくりに取り組んでいます。

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