インテリア
家族がつながる「ファミリー スイート」のインテリア

仕切りのない大空間で自由に、気ままに。
家族がつながりながら、それぞれの時間も楽しめる積水ハウスの新しい空間提案「ファミリー
スイート」。
強い構造が可能にした、わが家の中心となる壁や柱で区切らない大空間。家族それぞれが、自由に過ごしながら緩やかにつながる空間をご紹介します。

中岡
万紀子
積水ハウス 一級建築士
入社時から、20年以上現場で戸建住宅・賃貸住宅などの設計・インテリアを手掛けてきました。
ご家族と建物の経年変化に合わせたご提案ができるよう、心掛けています。
interior-1わが家の中心「ファミリー スイート」

「ファミリー スイート」は、くつろぐ・食べる・調理する、という従来のLDKの考え方とは違う新しい空間提案。壁や柱で区切らない広々とした空間にいくつものイドコロを作り出し、家のどこにいてもリラックスできる心地よさを叶えます。ライブラリー、カフェ、子どもの遊び場、アウトドア、趣味のスペース……どんな「ファミリー スイート」を叶えたいか、考えてみませんか。
両側に開口を設けてさらに開放感を高めた「ファミリー スイート」。写真中央の階段は吹き抜けにして、横からも上からも光が注ぎ込む明るい空間に。
時間によっても使い方を変えられる、そんなところも「ファミリー スイート」の魅力。大空間のインテリアでは、様々な照明を組み合わせた雰囲気のある空間作りが楽しめます。
interior-2それぞれのイドコロをつくる

同じ空間にいても、家族それぞれが違うことをしているということも多いのではないでしょうか。
壁で仕切るのではなく、家具や高低差によって緩やかに区切ることで、お互いの気配は感じながらもそれぞれの作業に没頭することができる「イドコロ」を作り出せます。
団らんの場となる明るいソファのスペースと、階段で目線を変えたライブラリースペース。2Fまで緩やかにつながる吹き抜けを通して、家族の自然なコミュニケーションが生まれます。
階段の途中に設けたスタディコーナー。家族の近くで子どもが宿題をしたり、家計簿をつけるなどのちょっとした作業スペースとしても重宝します。
interior-3自然を感じる外のイドコロ

壁のない広々とした室内から、さらに、外にもイドコロを。「ファミリー
スイート」からつながる屋外スペースにも居心地の良い空間を計画しましょう。上の写真では床も天井も高さを揃えたウッドデッキを設けました。長い軒のおかげで室内の一部のように使えます。外に向かって置いたパーソナルチェアに座って庭の様子を眺める時間も、リラックスできるひとときになりそうですね。
型にとらわれない自由な空間が「ファミリー
スイート」。どんな時間を過ごしてみたいのか、自由に想像してみることからはじめてみましょう。
室内のどこにいても庭の自然を感じられるプラン。壁に囲まれた中庭なら、庭にいても部屋にいても外からの視線を気にせずにくつろげるのも嬉しいですね。
広々としたバルコニーも、すべて軒で覆うことで室内の一部のように使えます。キッチン側からもリビング側からも外の自然を感じられるように窓を配置しています。