家事
エコにひんやり。「カリスマ主婦のエアコン節約術」夏編
上手なエアコンの使い方をして、ひんやり過ごしませんか?
教えてくれるのはカリスマ主婦としてメディアにも多数出演する、節約アドバイザーの和田由貴さん。ひとにも、家計にも、地球にも優しい、エアコン節約術で今年の夏を乗り切りましょう!
夏のエアコン術 その1
「エアコンにも
気持ちいい環境を」
ふだんはその存在をつい忘れがちですが、快適な室内環境をつくるにはエアコンの室外機はとても大切。室外機内にある熱交換器でうまく放熱できないと余計な電力を消費してしまうので、吹き出し口をふさがないようにしながら日よけをしておくのがおすすめです。また、エアコンの停止は5分程度送風運転をした後に。内部結露を取り、カビの繁殖を抑えることにつながります。
夏のエアコン術 その2
「そこのけそこのけ冷気が通る」
まずはエアコンから噴き出した気流を妨げないためにも、エアコンの下に背の高い家具などを置かないこと。そして、冷たい空気は比重が重いので、フラップ(風向き)を下向きにすると冷気はそのままエアコンの真下の床にたまりがち。フラップは水平にしておきましょう。サーキュレーターなどで室内の空気を撹拌することも効果的ですね!
夏のエアコン術 その3
「暑い時は、
『冷房』『自動』がおトク!」
風量設定はなんとなく「微風」や「弱」が環境にもお財布にもやさしそうな気がしますが、実は逆にエアコンに負荷をかけてしまうケースも。思い切って「自動」にしてしまい、温度を28度くらいの高めに設定する方が節約になります。
また、除湿やドライは気温が低く湿度が高いとき(梅雨など)に使用する機能。部屋の室温を下げずに湿度だけ下げるために、一旦冷やした空気を再び暖めなおして除湿する「再熱除湿」などの場合は、冷房よりも電気代が高くなる上、ドライより冷房の方が多く除湿できます。夏の暑いときには基本的に冷房運転をするようにしましょう!
【取材協力】
和田 由貴さん
節約アドバイザー/消費生活アドバイザー/家電製品アドバイザー/食生活アドバイザーなど
「環境カウンセラーや省エネルギー普及指導員でもあり、2007年には環境大臣より「容器包装廃棄物排出抑制推進員(3R推進マイスター)」に委嘱されるなど、環境問題にも精通する。私生活では2人の子を持つ母で現役の節約主婦でもあり、日常生活に密着したアドバイスが得意。
太陽光発電で、
さらにエコな夏を。
ソーラーパネルを屋根に設置する「太陽光発電」。留守中も発電し、自宅で消費する分をまかなえるだけでなく、余った電気は電力会社に買い取ってもらうことも可能です。不在時は、電気使用量が下がるため、同じ発電量なら、売電量が大きくなります。
機器の設置はハウスメーカーや電気屋、工務店などで相談を。自分の家の屋根にも設置できるか、どれくらいの年数で費用の元がとれるかなどを気軽に教えてもらえます。