家事
基本の方法をアドバイス!
はじめてのカーテンのお手入れ

新生活を迎えた住まいのために、気分一新、模様替えのために、新しいカーテンをつけたというひとも多いのでは?
そんなカーテンのお手入れ方法をアドバイス!目立ちにくいとはいえ、知らず知らずの間に意外と汚れてしまうもの。正しいお手入れ方法をマスターして、気持ちよく暮らしませんか?
表面のホコリ除去は、週に一度が目安。
目には見えにくいものの、カーテン布は意外とホコリを吸着しがちです。日頃からホコリ払いや洋服用ブラシ、掃除機のブラシノズルなどで、ホコリを取り除くようにしましょう!
お手入れ時期の目安
- ●表面のホコリの除去週に一度程度
- ●カーテンの掃除機掛け月に一度程度
- ●カーテン布のクリーニング半年に一度程度
ホコリはらいはカーテンのホコリ取りにも有効
洋服用ブラシを使って、ブラッシングするように
強く吸引しすぎると生地を傷めるので要注意
半年に一度のお洗濯で、キレイを取り戻しましょう!
カーテンの主な汚れの原因は外からの土ボコリや室内の綿ボコリ、タバコのヤニ、キッチンの油膜など。目立ちにくくても、こうした汚れは時間が経つほど堆積して落ちにくくなってしまいます。
一般的なカーテンはもちろん、ローマンシェードやロールスクリーンなど、ほとんどのタイプがカーテン布の取り外しが可能。ドライクリーニングや自宅で洗濯できるものは取り外し、定期的にお手入れをしましょう。
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●レギュラーカーテン
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●ローマンシェード
(プレーンシェード) -
●ロールスクリーン
これで完璧!カーテン布のお洗濯ステップ
レースのカーテンと厚手のカーテン(ドレープ)を一度に外すと外から室内が丸見えに。時間差で洗い、脱水してある程度乾燥した状態でカーテンレールにかけて乾かすと効率的です。そのためにも洗濯日は晴天で、風のない日がおすすめ。窓を開け放しておくと、すぐに乾きますよ!
基本のお洗濯はこんなふうに
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❶洗濯表示に合った洗剤を用意します。
ひだの間に入り込んだ汚れなどを、まずは洋服用ブラシなどでキレイに。カーテン布をレールから外したら、フックも洗剤洗いしておきましょう。フックは古いストッキングにまとめて入れ、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に付けてもみ洗いを
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❷カーテン全体の汚れが激しい場合は、バケツや浴槽に素材にあった洗剤を入れて予備洗いを。
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❸予備洗いしたカーテンを1~2分脱水し、カーテンのひだ山に合わせて屏風畳みし、洗濯ネットに入れます。
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❹洗濯機に高水位まで水を入れたら、洗濯ネットに入れたカーテンを投入。素材にあった洗剤を入れ、弱水量モードで流します。漂白もしたい場合は、化学繊維に使用できる酸素系漂白剤を入れましょう。
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❺レースカーテンを洗濯している間に厚手のカーテンを取り外し、カーテンレールの汚れも拭き取っておきましょう。
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❻レースカーテンのお洗濯が終わったら、シワにならないよう短めに(30秒程度)脱水。レールに戻して乾かします。乾かないうちに手で叩くと、シワを伸ばせます。
レールにかけて、乾かないうちに軽く叩いてシワを伸ばす
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❼レースを乾かしている間に厚手のカーテンの洗濯&脱水。要領はレースのカーテンと同じです。洗濯機に入りきらない場合は浴槽に15~20cm程度の水かぬるま湯と洗剤を入れ、足踏み洗いをします。※厚手のカーテンの場合は酸素系漂白剤は使わないようにしてください。※共布のタッセルがある場合は一緒に洗いましょう。
洗濯機に入らない厚手・大型カーテンは浴槽で足踏み洗い!
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❽水を含んだ厚手のカーテンはかなりの重量。そのままカーテンレールに戻すとレールが傷む可能性があるので、ある程度屋外で乾かしてから戻すようにしましょう。※カーテンレールに吊るしている間に床面が水で濡れるような場合は、カーテンの下にビニールやタオルを。※乾燥するまでの間、室内に湿気がこもらないように換気しましょう。
ある程度乾くまでは、屋外に干しておく
バルコニーとつながる
サニタリーで、
洗濯動線を効率的に
洗濯する場所と浴室を2階に設けると、重い洗濯物を持って階段の上り下りをすることなく洗濯物をバルコニーまで運べ、「脱ぐ」→「洗う」→「干す」→「取り込む」という一連の洗濯動線が短縮できます。
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