二世帯同居のメリットは、家族がそばに居る安心感や協力がしやすいこと。ただ、近すぎると干渉しすぎたりして、不満の元になることも…。お互いの世帯間の生活リズムを大切にすると、さらに心地良い距離感を保つことができます。
今回は実践編として二世帯同居の住まいづくりのポイントをお伝えします。
二世帯同居というと、「親世帯の要望を子世帯が聞き入れて…」というイメージがあるかもしれませんが、実際に同居を切り出すのは「子側から」もしくは「どちらともなく」が8割を占めているんです。住まいづくりの際に考えておきたいのはやはり、それぞれの世帯の距離感。「ときどき一緒」「いつも一緒」「思い思いに」など、お互いが求める距離感によって間取りは異なります。
生活に応じたプランの工夫で、いつまでも楽しく幸せに暮らせる二世帯同居を目指しませんか?
快適な間取りづくりには、共有と独立のバランスをとることが大切です。
食事を別に取るスタイルなら、ダイニングとキッチンはそれぞれのゾーンに。リビングを共有とすれば、広いスペースが確保できます。スライド式の建具などを設けて、フレキシブルな間取りにする工夫をしてみましょう。
入浴や朝の支度などで使用タイミングが重なりがちな洗面室には、複数人で使いやすいツーボウルの洗面カウンターや、洗面室とは別に専用の脱衣室を設けると家族が多くてもスムーズです。
玄関が分かれていてもいざという時にはコネクティングドアで行き来できるようにしたり、それぞれの世帯が使う荷物や靴をしまう、大容量のシューズクロークを設けるのも良い方法です。
お互いの世帯が理想とする暮らしの距離感をしっかり考えて心地よく過ごせる空間を作るのが二世帯同居の大切なポイント。もちろん今回紹介したのはその一例でしかありません。
家族の暮らし方によって快適なプランは様々。積水ハウスでは、ご家族に合った住み心地や暮らしやすさを大切に、住まいづくりの提案を行っています。二世帯同居を検討されている方はぜひご相談ください。
多世帯の家~積水ハウスの二世帯住宅・多世帯住宅~
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同居なんてメリットがない。と思っていませんか?