目覚まし時計が鳴っているのに布団から出られず二度寝してしまった経験はありませんか?
「明日は気合を入れて起きないと!」と思ったはずなのにいざ朝になると起きられない。という方は意外と多いのではないでしょうか。
朝スッキリ起きられないのは、「気合が足りないせい」ではなくて、睡眠環境に問題があるかもしれません。
こんなシチュエーションに当てはまる方は要注意!
■寝る直前までスマホやテレビを見ている
■寝る直前に熱いお風呂に長い時間入っている
■就寝中、強い暖房や冷房をかけている
■朝日が差し込まない寝室で寝ている
実は、朝になっても、なかなか起きられない人が増えているんです。
私たち人間は、自然のリズムと同調した体内時計を持っています。ところが、夜に日が落ちても働き、娯楽ができる社会になり、体内時計のリズムがずれてしまう人が増えてきたのです。
そこで、質の良い睡眠を取り、寝起きをよくするために「体温」に着目しました。
眠る前に体温を下げやすい工夫でぐっすり眠り、起きる前には眠りを浅くして、体温リズムを正常に戻してあげることで、すっきりした目覚めを引き起こすのです。
眠りの質を良くするには、晩ご飯を食べたあとは、落ち着いた照明の中で過ごしましょう。また、寝る直前までスマホやテレビを見たり、熱いお風呂に入ったりすること、冬には寝ている間に強い暖房や電気毛布などで体を温め続けることも、体温が下がりにくくなって、睡眠の質が下がってしまうのでやめましょう。
起床の30分前には、朝日を寝室内に取り入れましょう。朝の光には、目覚ましの効果と体温リズムを整える効果の2つの役割があります。
太陽の光は、深い眠りを浅い眠りに変えて、朝すっきりと起きるためのスイッチとなります。また、朝に浴びる光で、体温リズムを良い状態に戻し、次の日の夜に、眠りがきちんと訪れるようになるのです。
そのようなことから、寝室はできれば朝日を取り込みやすいように、東向きの窓を大きくすると良いでしょう。難しい場合は、タイマー式の照明などを用いて、起床前には部屋が明るくなるようにするなどの工夫をしてみましょう。徐々に明るくなるお目覚め機能をもった照明器具を使ってみるのもよいですね。
夏の目覚まし時刻の強い冷房は、体温が上がりにくくなるので、起床1時間前にはオフにして、部屋の温度が自然に高くなるようにしましょう。
少しの工夫をすることで、ぐっすり眠りすっきりと目覚める事ができます。また身体のリズムも整い、健やかな暮らしに。
ぜひ、一日を快適にスタートする参考にして下さいね。
こちらのページでは毎日ぐっすり眠れているかのチェックが可能です。