カスタマーズセンターからの
住まいのワンポイントアドバイス
台風の季節。強風への備えはできていますか?
台風が接近・上陸する時期が近づいてきました。近年は地球温暖化などの影響もあり、自然災害の激甚化が懸念されています。強風・暴風により想定以上の被害(風災)をもたらすことがあります。今回は、台風による風災への備えについてご紹介します。
台風を知ろう
地球の自転の関係で、台風は北上しながら東へ向かう傾向があります。台風は左回りのため、進行方向の右側は、進行方向への風に台風自身の回転が加わり風が強くなりやすいです。
台風の強さはヘクトパスカル(hPa)で表しますが、低ければ低いほど強烈になります。ただ、近年はこういった常識が当てはまらないことがあるので、天気予報などをこまめにチェックしましょう。
わが家は大丈夫?
積水ハウスの屋根瓦は、最近のものは風速60mに耐えられるようになっています。外壁、サッシなども極端に心配する必要はありません。
強風時には、シャッターを閉めるだけでなく、サッシのクレセントもロックし、換気かまちも閉めてください。これによりシャッターの強度もアップします。
カーポート、サイクルポート、フェンスなどは、比較的強風にも耐えられるようになっていますが、商品によって風速34〜62mと耐風性能に違いがあるので、ご注意ください。
また、想定外の竜巻、乱気流など風速だけでは測れない事象もあるので、油断は禁物です。
住んでいる地域を知りましょう
行政のホームページでは、ハザードマップが公開されており、お住まいの地域で想定される自然災害のリスクが確認できます。
警報が出た際の避難場所などもチェックして、地域の情報を把握しておきましょう。また、普段から家族で防災に関する会話をし、防災グッズを用意しておくと、防災意識も高まり、いざという時に役に立ちます。
最後に……
台風などの災害で被害が出た場合、火災保険が適用できるケースもあるので、カスタマーズセンターまでご相談ください。大事にいたることがないよう用心に越したことはないですね。普段からしっかり備えておくようにしましょう。