カスタマーズセンターからの
住まいのワンポイントアドバイス
漏水チェックをしてみましょう！
私たちが生活するためにかかせない「水」。建物の中には、たくさんの給水設備や排水設備が設置されています。普段、何気なく使用していますが、年数がたつにつれ漏水の可能性が出てきます。管のさびが発生するとジョイント部の肉厚が薄くなり、小さな穴が空き、少しの衝撃でポキッと折れることもあります。いつのまにか部屋中が水浸し……そんなことになる前に漏水チェックをしてみましょう。
キッチンの漏水チェック
キッチンのシングルレバー混合水栓は普段から使っているので異変に気づきやすいですね。「ハンドルが固くなり、しっかり水が止まらなくなった」、「水栓本体がガタガタしてきて根元に水がたまっている」などはよく聞く症状です。しかし、給水管や排水管は収納の奥にあるため、あまり気にしたことはないと思います。
懐中電灯を使って、まず給水管や給湯管を見てみましょう。もし緑青（ろくしょう※緑色のさび）や白い粉のようなものが付着していたら、管の交換を検討した方が良いかもしれません。
次に排水管です。収納の中に水たまりがあるといった場合は、排水管からの漏水です。そうなる前に、普段から水たまりの跡がないかなどをチェックするようにしてください。
洗面カウンター、トイレの漏水チェック！
洗面カウンターもキッチンと同じ構造ですので注意点は同じです。収納内に物が多すぎると異変に気づきにくいので注意しましょう。劣化が進んでいると少しぶつかっただけで折れてしまい、水が噴き出すことがあります。
トイレにも給水管があります。よく見ると止水栓のあたりに緑青が出ているかもしれません。一度チェックしてみてください。
浴室の漏水チェックは？
浴室にも給水管、給湯管の水栓金具があります。また、浴槽や洗い場には排水管がありますが、キッチンや洗面カウンターと違い配管は見えるところにありません。水栓のあたりから音が聞こえる、基礎換気口からのぞくと水が見えるなどの現象があれば水漏れと分かります。シャワーホースの劣化による水漏れにも注意しましょう。
最後に……
水道メーターボックス（量水器ボックス）の位置を家族で確認しておきましょう。
もし漏水が起こって、止水栓がどこにあるか分からない場合などは、水道メーターボックス内の元栓を閉めると家中の水が止められます。水が止まらなくなったら応急処置のうえ、カスタマーズセンターにご連絡ください。
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