カスタマーズセンターからの

住まいのワンポイントアドバイス

暑い夏は「水やり」で庭木を守ろう

梅雨が明けて夏本番になると、人間と同じで庭木にとっても厳しい環境です。
強い日差しや高温で、庭木は夏バテ寸前!
十分な水分補給と適度な風通しを行なって病気にならないようにお手入れしましょう。

夏の「水やり」のポイント

暑い時期(7~9月頃)の庭木には多くの水が必要です。特に、植えてから1、2年目はまだ十分に根が張っていないので水分が不足しがちです。

ポイント

  1. 土の表面をほぐして水鉢をつくる

    植わっている庭木のまわりに土でつくる土手を水鉢といいます。水を溜めたり、水が地表を流れたりしないようにします。
    土の表面が固まっていると水が浸透しにくくなるので、熊手などで表面をほぐして水鉢をつくると良いですよ。

  2. 水やりは朝と夕方の涼しい時間に

    特に猛暑日は、朝より夕方の水やりがおすすめです。夕方に行なう場合は、ホースの中に溜まっている水が熱湯のように熱くなっているので、冷たい水が出るまで待ってから水やりをしてください。

  3. 水やりの量は毎日たっぷりと

    散水ホースで水がいっぱいに溜まる量が目安です。

水やりしていても水不足が心配な時は、葉をチェックしてみてください。葉がしおれたり、葉先から枯れて(焼けて)いるようなら、水がもう少し多めに必要かもしれません。

ホースリールに残った水が70℃を超えることも!

“ラク”に“節約”して「水やり」を!

“ラク”に水やりを

毎日水やりをするのは大変です。そんな家庭には『自動灌水(かんすい)システム』がおすすめです。時間を設定すれば、一定量の水やりを自動で行なってくれます。庭全体に灌水チューブや散水ノズルを配置することで、ムラなく適切な水やりができて安心です。

“節約”して水やりを

夏の水やりは水道水を大量に使用します。
『雨水貯留タンク』は、屋根に降った雨を樋から呼び込んで貯める装置です。
200L前後のタンクが多く、雨水を有効に利用できます。水やりにこの『雨水貯留タンク』の水を使用すれば、水道代の節約になりますね。

「水やり」をより効果的に

水やりをより効果的にするのが『マルチング』です。
『マルチング』とは、バーク堆肥や腐葉土などで地面を覆うことです。バーク堆肥であれば、ニオイも気にならず、ホームセンターなどで簡単に手に入れられます。3~5cmほどの厚さでたっぷりと敷きこめば効果的です。

マルチングの効果

  • 保水力があるので、水もちが良くなる
  • 保肥性があるので、肥料もちが良くなる
  • 雑草の抑制になる

最後に……

「庭木」はわたしたちに四季を感じさせ、素敵なお庭を演出してくれている大切な宝物です。
野鳥のさえずりで目を覚ます朝、木漏れ日の下でお茶を飲む初夏の昼下がり、蝶の舞う空を眺める秋の夕暮……。
季節ごとに自然が創り出すドラマを身近に感じる暮らしを、わが家の庭ではじめてみてもいいかもしれませんね。
『自動灌水(かんすい)システム』や『雨水貯留タンク』の設置もカスタマーズセンターにご相談ください。

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