カスタマーズセンターからの
住まいのワンポイントアドバイス
浴室を美しく!清潔!快適に!
寒くなると、お風呂でゆっくり過ごすのが気持ちの良い季節ですね。
浴室は、1日の疲れを癒し、心身をリフレッシュさせる大切な場所。毎日使用する浴室だからこそ、きれいに保ちたいですよね。
そこで、今回は浴室をきれいに保つコツや掃除のポイント、冬の入浴時の注意点をご紹介します。
浴室をきれいに保つコツ
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その日の汚れは、その日のうちに!
浴室の汚れの主な原因は、壁や床に残った石鹸かすやそれを養分としたカビ汚れ、水道水成分です。これらは、乾燥と湿潤を繰り返す中で、頑固な汚れとなっていきます。
毎日の入浴後は、浴槽の栓を抜き(またはふたをして)、シャワーで熱い湯を浴槽や洗い場、壁などにかけて、スポンジで優しく汚れを除去します。汚れを除去したら冷水を浴室全体に回しかけて、室内の温度を常温程度に下げます。 さらに水切りワイパーや大きめのタオルなどを利用して、水気をなくすことで水あかの付着防止や湿気低下につながります。
汚れの原因を取り除き、水気をなくしてから浴室を乾燥させることがきれいに保つポイントです。
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床掃除のポイントは「適材適所」
「毎日、きれいに掃除していても床が汚れて見える」「細かな汚れがとれていない」という話を耳にします。
床は、水あかや石鹸かす・皮脂・カビ汚れが細かな溝に入ってしまい、黒ずんでみえることがあります。これは浴室用の中性洗剤を吹きかけ、浴室用ブラシで十分に洗い流すことで汚れを除去できます。※酸性洗剤・アルカリ性洗剤・カビとり用洗剤やクエン酸・クレンザーなどの薬品は、人体や製品に不具合が生じる場合があるので、注意表示を読み、正しく使用してください。
床掃除には、浴室用スポンジよりも浴室用ブラシを使用した方が、細かな目や頑固な汚れに効果的です。
汚れがひどいときにはキッチンペーパーを敷き込んで洗剤を塗布し、20分くらい時間を置いてから、汚れを浮かび上がらせてブラシ清掃すると有効です。
ブラシ部分を短く切った歯ブラシを使用すると、床の細かな角や溝部分にも力が伝わり、掃除がしやすいです。
また、使用済みの毛先が広がった歯ブラシは、排水口ヘアキャッチャー・排水トラップ内部などの細かな場所には有効なので、ぜひ使ってみてください。
洗剤・浴室用スポンジ・浴室用ブラシ・使用済歯ブラシなど、適材適所で使用することをおすすめします。
換気は正しい方法で
換気をする場合は、必ず浴室の窓とドアを閉めて換気扇を回してください。
窓やドアを開けて換気をすると、窓から入ってきた空気はそのまま換気扇へ、ドアを開けておくと洗面室に湿気が流れてしまいます。重く湿った空気は下部で滞留しているので、換気扇は浴室全体が乾燥するまで回してください。2時間から3時間程度が目安になります。
また、空気の通り道を清潔に、計画的に換気する上で大切なポイントとなるドアのガラリ(吸気口)・換気扇のフィルターの掃除も忘れずに行なってください。
入浴事故予防のための注意点
冬場の洗面室や浴室は、住宅の中でも特に気温が低くなることが多く、浴槽の温かいお湯に浸かるとその温度差によって心身に影響を与えます。急激に血圧が大きく変動することで、ヒートショックを起こし、不慮の事故につながってしまうことがあります。
このような入浴時の事故を防ぐためには対策と予防が必要です。
まずは、洗面室・浴室暖房を活用して室内を温め、入浴時の温度差を少なくしてください。ぬるめの温度設定で半身浴を行ない、心臓への負担を減らして適度な水分補給を行なうとよいでしょう。また、入浴前に家族に一言かけておくことで家族間での注意喚起になります。
最後に……
オーナーさまより「浴室掃除のプロになると、スポンジの擦れ音で汚れている部分ときれいな部分が聞き分けられる」というお話を伺いました。浴室掃除は1日さぼると、清掃時間は倍かかってしまうので、15年間毎日欠かしていないとのこと。
「毎日の積み重ねが簡単にきれいな浴室を保つ秘訣ですよ」と教えてくださいました。
毎日の浴室清掃をコツコツおこない、きれいなお風呂で快適に過ごしたいですね。
浴室の掃除に関してお困りの際は、カスタマーズセンターにご相談ください。
ハウスクリーニングサービスも承っています。