針灸 La paix
- 鍼灸
- 住宅併用
先生おひとりでも複数の患者さんに対応できるように。
鍼灸でゆったりとした診療をするには、ひとりの患者さんに1時間程度かかるために、先生がおひとりで同時に複数の患者さんを診ることができる動線が必要です。しかし患者さんが肌を出さなければならないので、特に女性の患者さんには、個室のほうが、安心感があります。このため、待合室とは反対に、先生の裏通路を設けることにより、2つの要望を同時に満たすことができました。
医院の印象を決める外観は、重厚感が漂うダインコンクリートの外壁を採用しています。フラットラインと三角屋根が個性的で、周辺からも注目されるデザインになっています。
診療時には患者さんが肌を出さなければならないので、患者さんのプライバシーを尊重するとともに、ゆったりとした気分で治療を受けていただけるように、快適な個室を確保しています。先生は、待合室で患者さんに待っていただいている時から治療が始まっているというお考えをお持ちです。それを反映させ、ホテルのようなインテリア・コーディネートを形にするために、デザイン性の高いソファやテーブル、照明器具をさりげなく配置しています。
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