いいのクリニック
- 外科
- 消化器科
- 内科
- 肛門科
- 住宅併用
積水ハウスのプラン対応力が決め手に
手術がメインの多忙な勤務医から、故郷での独立開業を決意された先生。競合する中で、全体的な敷地利用やプラン対応力を評価していただき、積水ハウスが担当することになりました。
道路を挟んで南側の土地を駐車場として借りられたことから、駐車スペースと玄関前の車寄せでロータリーを形成。車寄せからは段差もなく、直接医院に入れます。雨の日でも濡れずに乗り降りでき、患者さんに好評です。
また外観デザインは、幹線道路から目立つ利点を活かし、ご要望でもあった南仏風のモダンな佇まいに。自然石を貼った印象的な外観は、親しみやすいランドマークとなっています。
リハビリテーション室は、ウォーターベッド、低周波装置などを設置。2方向に開口部を設け、日差しや植栽の緑が気持ち良い明るい空間です。
多目的に使用する処置室は、待合室、診察室、リハビリ室、内視鏡室から出入りができる位置に配置し、各室へのスムーズな動線を実現しています。奥に見えるのは、内視鏡室。
レントゲン装置とマンモグラフィを設置。監視用の窓の代わりにドアに小窓を開け、マンモグラフィ使用時には小窓のカーテンを締めて女性の患者さんに配慮しています。
処置室、内視鏡室とスタッフ動線で直結。院長室や住居にも患者さんと顔を合わせることなく行き来できます。オレンジをアクセント的に使ったカラーコーディネートで、明るくぬくもりのある雰囲気を醸し出しています。
高齢の患者さんが多いので、緊張を和らげるよう、開放的な吹抜けの待合室に。壁には白木風の木調化粧パネルを使ったやさしい空間とし、一段高くなった使いやすいキッズコーナーも備えました。その待合室を囲むようにして診療ゾーンを配置し、患者動線のむだをなくしています。受付から玄関、待合室、診療室、処置室、内視鏡室、リハビリ室まで目が届くように計画。各室は裏のスタッフ動線で結ばれています。また内装は色彩効果を考慮して、元気が出るオレンジと気分が落ちつくグリーンをテーマ色にしています。
医院機能としては、マンモグラフィや経鼻内視鏡、エコーなど充実した検査設備に加え、ウォーターベッドを備えたリハビリ室など、地域の健康診断から高齢者のリハビリまで、幅広く手厚い診療が行える設備を備えています。
施設情報
用途 | 住宅併用 |
---|---|
敷地面積 | 509.60㎡ |
1F床面積 | 257.42㎡ |
2F床面積 | 201.08㎡ |
延床面積 | 469.72㎡(ペントハウス含む) |
---|---|
医院部分面積 | 241.15㎡ |
駐車場台数 | 25台(隣接地) |