内と外の多彩な繋がりで光を操る平屋の住まい
カーブを描く道路に沿った敷地に建つ、緩やかな屋根の平屋。オーナーの要望は、プライバシーを守りつつ光がいっぱいに入る明るい家。そこで庭に向けて開口を大きく開き、庭とリビングが一体化したような開放感を創り出しました。深い軒によって直射日光を遮りながら、テラスや床に落ちた柔らかい光を室内に取り込み、高窓からの光が勾配天井を照らすことで、戸外の木漏れ日の下にいるような気持ちのいい空間になりました。
リビングは片流れ屋根の形状に合わせた勾配天井に。天井が高くなった吹き抜け部分にはスリット窓を設けた。
フラットなデッキから室内の床のタイルへと境界を曖昧にして、室内外の連続感を高めている。
光の表情を美しくとらえ、こだわりの木や石の素材のナチュラルな風合いをいかすために、白が基調のインテリアに。
庭とはフラットにテラスでつなげ、平屋ならではの自然との近さを活かした、気持ちのいい空間をつくる。
勾配吹き抜けの高窓から中廊下にも光が届き、家全体を包み込む。
玄関にも美しい緊張感が漂う。正面の窓から真っ直ぐに視界が抜け、イロハモミジが四季折々の美しさで出迎えてくれる。
玄関アプローチは南側コートとつながり開放的に。ガラスをはめ込み、視線の抜けとプライバシーを両立。
玄関とガレージにかかる屋根は2.5寸勾配とし、低重心でわらかなフォルムに。上品な存在感を実現。
物件データ
所在地
岐阜県
家族構成
夫婦+子供(ご主人、奥様、長女、次女、長男)
施主年代
46~55歳
階層
1階
構造
木造(シャーウッド)
商品
里楽
延床面積
151m² (45.7坪)
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