私のファミリー スイートvol. 02(1) 料理家 SHIORIさんキッチンが“顔”になるリビング

シリーズ累計400万部のベストセラー『作ってあげたい彼ごはん』の著者で料理家でもあるSHIORIさんのセンスは、お料理だけでなく、ライフスタイルにも発揮されています。事前にお話を伺い、SHIORIさんの理想のリビングイメージを積水ハウスの住宅展示場「ファミリー スイート」にアレンジ。キッチンのお話からリビングでの幸せな過ごし方まで語っていただきました。

人が集まり、楽しみながら食するキッチンを

 理想のリビングは、食が中心となる「キッチンが顔になるリビング」。リビングの中でも大きな面積をキッチンが占めて欲しいと思っています。自宅は夫も私もみんなとワイワイすることが好きだから、人の集まる家づくりを心がけました。夫はインテリアを含め、住まいづくりを私に任せてくれているのですが、夫の数少ない希望でテーブルにもなる対面カウンターを作成。カウンターの存在が自然にキッチンのまわりに人を集わせてくれるんです。また、対面カウンターだと私が料理を作っている過程が見えるので、「そうやってできるんだ」とゲストが喜んでくれる。料理の仕上げが見える特等席ですね。


 前の家はキッチンが奥まっていたことで、せっかく友人を招いても、料理は出したいし、おしゃべりもしたいし、でも両方が同時になかなか叶わなかった。特に「料理家」のキッチンには入りにくい雰囲気があったみたい。でも今は、みんながキッチンに入りやすくなったので、準備の段階からゲストに来てもらい、気軽に冷蔵庫を開けて飲み物を取ったり洗い物をしたりと、準備から片付けまでみんなで大いに楽しめるようになりました。

SHIORIさんが選ばれた住宅展示場のキッチン。作業スペースが広いキッチンは、家族や友人と一緒に料理する時もとってもスムーズです。

シンクとつながるダイニング。ゲストと会話を楽しみながら後片付けができます。

理想と現実のバランスをうまくとる

「壁側にコンロがあることで、匂いや油が部屋に回ることを防げます」とSHIORIさん。

 自宅は築50年のマンションをフルリノベーションしたのですが、私は好き嫌いがはっきりしてるので、「これはやりたい、これはやりたくない」と突き進めました。旅が好きなので、ヨーロッパのキッチンを参考にした部分も。もともと新しい無機質なものにあまり惹かれなくて、どちらかというと経年劣化を楽しむタイプ。歴史のあるものが好きなんです。自宅のキッチンの造作自体は全部新品ですが最終的にエイジング屋さんに加工してもらいアンティーク感を。素材も木のぬくもりが好きなので、木とアイアンやモルタルを組み合わせて中性的な雰囲気に仕上げています。

ご自宅のキッチンは流れるように作業できるよう、こだわりが詰まっています。(Instagramより)

 キッチンはインテリアだけでなく実際に作業することを考えてプランニング。コンロまわりは壁をつくり、匂いや油が部屋中に回らないようにする、作業効率を重視した動線など、かなりこだわりました。キッチンは使用頻度が高いので思った以上に現実的な問題が出てくるんです。自宅でお料理教室をしたい方へのアドバイスでもあるのですが、イメージや憧れだけで作ってしまうと現実と違って後々あせってしまうことも。ちょっとした工夫で、問題が解決することがたくさんあります。例えば、コンロ側を少しだけ仕切るとか。私も相当考えてつくったつもりですが、コンロをもう気持ち奥にしてもよかったかなという思いはあります。だからといってあまり奥にしてしまうと、料理を作る人が隔離されて孤独になってしまう。理想と現実のバランスをしっかり取るというのは大事だと思いました。

「木とアイアンの組み合わせや、アースカラーが好きです」とSHIORIさん。

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