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三重県桑名市 三重・桑名 「旧東海道」をたどる - タイムスリップへの誘い

画像 桑名は、1601年、徳川家康が制定した東海道宿駅・五十三次のうち、四十二番目の宿駅。宿の多さで宮(熱田)に次いで二番目だったという桑名には、街道の分岐点に置かれた道標や、馬をつないだ鉄環(かなわ)など、往時の面影が残っています。その面影をたどる、旧東海道の歴史散歩に出かけてみませんか? 出発点は、山林王といわれた二代目諸戸清六(もとせいろく)の旧邸「六華苑」です。
 ここに建つ洋館は、鹿鳴館など明治の有名建築を手がけたイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計のもの。その周囲は、国の名勝に指定されている日本庭園や芝生広場、花壇などが取り巻き、どこを取っても絵になります。
 ボランティアガイド「歴史案内人」の解説を聞きながら館内を巡ったら、次は旧東海道中唯一の海路「七里の渡し」船着き場跡へ。この先は「旧東海道」と記された道標に従って歩いていきます。現代の東海道・国道1号線とは比ぶべくもない細い道を、要所要所に立てられた解説プレートを読みながら進んでいくと、どこからかいい匂いが漂ってきました。「なんだろう?」と、匂いにつられてさらに進むと、現れたのは「貝増商店」。いい匂いの元は、つやつやと輝く「志ぐれ蛤」でした。
画像 街道の両側に連子(れんじ)格子の家が見られる「矢田立場」を抜けると、あとはゴール地点の「安永立場」まで一直線です。今は常夜灯が1基残るのみですが、往時は茶店が立ち並び、名物の「安永餅」を食べる旅人たちで賑わった「立場」。
 桑名は、古き良き時代の面影だけではなく、今も旅人を大切にする心が感じられる素敵な街でした。