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神奈川県横浜市中区 横浜・本牧,南山手 時を経て洗練されたモダンが、豊かな自然と溶け合う街。

路線地図

 明治時代、文明開化とともに外国との玄関口として花開いた横浜でも、ここ中区は特に多くの「事始め」発信の地です。アイスクリーム、ビール、テニス、西洋式公園、街路樹、競馬。意外なところでは日刊新聞や国歌の君が代なども。それらはこの地に多くの外国人が暮らしていた証と言え、今でもいたるところでその名残に出会うことができます。
 今日歩く山手、根岸、本牧の丘の散歩道は、かつての「外国人遊歩新道」をお手本にしています。外国人遊歩新道は幕末時代に山手エリアが外国人居留地だった頃、山手、根岸、本牧の好立地を結ぶ散歩道として設けられたというもの。現在でもそれは変わらず、横浜らしいとっておきの風景が楽しめる道です。
 「地蔵坂上」から出発。根岸方面に向かう途中、君が代発祥の地である妙香寺に寄り道し、JR「山手」駅を越えると、緩やかな坂の上の森に、ひっそりと根岸外国人墓地がたたずんでいました。閑静な住宅地を上りきると、目の前に日本初の西洋式競馬場、根岸競馬場跡が。今は「根岸森林公園」と名を変えて、大きな木々や芝生が広がり、市民の憩いの場所となっています。公園を後に歩を進めていくと、外国人専用のスポーツクラブとしてスタートした「YC&AC」があります。青い海が視界いっぱいに広がり、頬をなでる風も心地よく、港を行き来する船を眺めていると時間の経つのも忘れてしまいそうです。
 アメリカ坂から本牧通りに出ると、かすかに残るアメリカの匂いを感じながら、60年代のオールディーズが流れるお店でウィンドウショッピング。そういえば、このあたりは米軍の施設があった所。日本とアメリカが永い時をかけて自然に溶け合った、大人の味わいの街になっています。表通りから丘を上がると緑に囲まれた広大な本牧山頂公園に到着しました。ここからの360度の眺望はすばらしく、最近では隠れた人気スポットになっているとか。公園から南に進むと、有数の日本式庭園「三渓園(さんけいえん)」があります。歴史的な建築や四季を盛り込んだ広大な庭園のすばらしさに、ただ驚嘆するばかり。
 本牧通りに戻り、珍しい名の「ワシン坂」を上がっていくと、そこは夕景に染まる「港の見える丘公園」です。横浜港が一望できるスポットとして人気のデートコースで、穏やかな雰囲気が漂っています。
 洗練されたモダンと緑豊かな空間が自然に融合し、異国の名残がある街では時間がゆっくりと流れ、大人のくつろぎを確かに感じた散歩道でした。