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「間」−美しさと効用 お住まいの方が日常的に使うと同時に、外部の人々の目に触れる機会の多い「共用空間」。いわば「間」の空間です。特にマンションの印象を左右する外構やエントランスは、年を経て美しさを放つ「経年美化」というグランドメゾンの設計思想を体現する舞台でもあります。

ONとOFFの間(ま)

 現在、マンションの共用空間は、機能の充実を踏まえたうえで、マンションの風格や質を表現する重要な要素と捉えられています。
 「共用空間は、社会と自宅をつなぐ緩衝地帯の役割があると思います。道路から敷地へ入り、アプローチを経てエントランスの中へと進むにつれて徐々に緊張がほぐれ、リラックスした気持ちで自宅に着く。また、出かけるときには逆に、家庭からから社会へとしだいに気持ちが切り替わっていくと思います」(田口)
 共用空間は、同じ空間なのに行きと帰りで違う役割を果たす「切り替えの場」なのです。
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まちなみに溶け込む建物を目指して

 積水ハウスは「経年美化」をキーワードに、年月を重ねることで風格が増すような建物づくりを心がけています。特に共用空間は、数十年後の姿も思い浮かべながらデザインしています。しかし、どんなに新築時に立派でも、管理を怠れば古びてしまいます。年月を経たグランドメゾンが、風格を増しているとすれば、お住まいの方たちが日々丁寧に使ってくださっているからでしょう。
 「多くのお客様が、グランドメゾンの品質の一部として共用空間の在り方にも共感され、愛着を感じて暮らしていただいているようです」(南)
 「入居されたときの満足感が、年を経るごとに暮らしの中に溶け込みながら、無意識の誇りに変わっていくとき、経年美化が実現されているのだと思います」(田口)
 外壁、外構、植栽などの共用空間は、人の目に触れることが多く、マンションのイメージを決める顔とも言えます。
 「共用空間のデザインに、設計上の決まり事はありません。周辺環境や立地条件、どんな方がお住まいになるかなどを考慮していくうちに、共用空間の表情がしだいにできあがっていきます」(田口)
 「そのようにして創られた建物はまちなみに溶け込み、お住まいになる方だけでなく、地域の方々にも受け入れられると思います」(南)

安全・安心も設計する

 たとえば、子育て世代が多くお住まいになるという想定から「見守るセキュリティ」をめざした「照葉のまち」。敷地と周囲を隔てる壁を設けず、子どもが遊びそうな場所には居住者の視線が届くよう設計上の工夫をしたうえで、専任の警備員が常駐し巡回するタウンセキュリティを導入しました。
 「セキュリティづくりはハード面に加え、コミュニティも大切な要素です。緑あふれる共用空間を元気に走りまわるお子さんたちを見守りながら、お住まいの方々のふれあいが深まっていけば、より安心して暮らせる街になっていくでしょう」(田口)
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きっかけはフックから

写真 共用空間のちょっとした設計上の工夫も大切です。たとえば各居室の玄関ドアの「セレモニーフック」。それぞれのご家庭で趣向をこらした飾りが共用廊下を彩れば、それがご近所との会話のきっかけになると考えたことから生まれました。
 「あるお客様が『この小さなセレモニーフックにグランドメゾンの思想を感じました』とおっしゃってくださったのは嬉しかったですね。また、エントランスの飾り棚に住民の方が誰とはなく季節の花や手作りオブジェを飾ってくださることもあり、コミュニティとしての温かさを感じます」(南)

ディテールこそクオリティ

 クオリティの高さはディテールへのこだわりから生まれます。一つひとつの細かい仕事を丁寧に仕上げることで、グランドメゾンにふさわしい雰囲気を生み出すことができるのです。
 「素材やデザインだけで、落ち着きや気品といった雰囲気はつくりだせるものではないと思います。設計者は、お住まいになる方が気づかないようなディテールにこだわることがあります。お客様は、小さな配慮の一つひとつには気づいておられなくても、できあがった空間の雰囲気から、創り手の思いを感じてくださっていると思います」(田口)
 「設計者の想いや責任感がデザインとして形になり、グランドメゾンの魅力になっていきます。その魅力をお住まいの方々が大切に思い、日々丁寧に暮らしてくださることで、やがて風格が生まれます。そして、建物が長い年月にわたって『住まい手価値』を保ち続けることが、サステナブル(持続可能な)社会の構築にもつながっていきます。結局、「経年美化」や「サステナブル」という考え方も、創り手がひとつひとつの物件に真剣に取り組むことから始まるのだと思います」(南)