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「玄関」と云う、身も心も癒される領域へ。

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◆グランドメゾン新百合ヶ丘
大きな上がり框のある玄関

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◆グランドメゾン等々力
中心軸吊金物による玄関扉

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◆グランドメゾン等々力
四季折々の自然の変化と共存

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◆グランドメゾン古淵
段階的に移行するアプローチ

「玄関」ですか?「勝手口」ですか?

 「玄関」とは仏教の禅宗から出た言葉で、「幽玄の関門」に由来する。 それは、人が不浄や邪気などを払い落とし、心を清浄に改める境界を意味している。「玄関」が宗教的な社会、或いは明治維新以前の階級社会で客人の迎賓やハレの日のためのパフォーマンス空間として存在した一方で、日常の営みには「勝手口」が使われていた。私たちは今、精神的な玄関と機能的な勝手口が一緒になったものを玄関ととらえているため、機能性ばかり重視したものが目につくようになったかもしれない。「日本人の感性美意識としては、本来玄関が持つ「幽玄の関門」にみるような精神性を、やはり無視できない。だからその両方を、新しい形でバランスよくつくりあげていくことが、これからのマンションの玄関を考える上でも、大切になると思います。」と武石氏は言う。

こんなディテールにも注目したい

 グランドメゾンでは「中心軸吊金物」が標準仕様となっている。これは、武石氏たちが試行錯誤を重ねて開発したシステムで、ドアの中に、開閉軸が吊るように収められている構造である。これにより、外開きドアでも、玄関の蝶番が出るという欠点は解消され、防犯性は一段と高まっている。また、シンプルですっきりとしたデザインの良さは、毎日付き合うものだけに快く伝わってくるはずである。

欲しいのは共用部分を含めたホスピタリティー

 武石氏は、現代の玄関を「ヒエラルキーのあるアプローチの最後の境界」と位置付ける。公と私を段階的に移行する、つまり街中からエントランスホール、そして我が家の玄関へと移る物理的な動きと共に、精神的にもストレスや雑事から開放され、癒される領域に達するのである。
 そのため、マンションの共用部分には「住まいとして、ほっとするような心地よさが必要です。いたずらに豪華さや流行を追うのではなく、やはり品のある上質なしつらいのために、部材にも本物の自然素材を中心に考えたい。ぬくもりに充ちた建築である以上、きっちりとした丁寧な造り込みや、きめ細やかな配慮というのもポイントになります。」住む人の心の動きに配慮して、快適に温かく迎え入れるようなホスピタリティーの充実こそ、今日的な「幽玄の関門」づくりへの、ひとつの回答とも言えそうである。

※ 積水ハウス株式会社 東京マンション事業部 工務部長
  武石哲/たけいしさとし 一級建築士