グランドメゾンTOP > グランドメゾンとは > gm > ココロが喜ぶ毎日を!―ムダを省いて、すっきり暮らす―

gm

ココロが喜ぶ毎日を!―ムダを省いて、すっきり暮らす―さまざまな国々が、それぞれ実情に合った環境対策を試みています。どこへ行っても人々の“未来を見据え環境を大切に”と願う気持ちは同じです。今、私たちが“環境のためにできること”は何なのか?常日頃から意識して暮らすためにも身近な、エコライフを考えてみませんか。

各国の環境への取り組みと伝統的な日本の住空間。

写真

 私は、さまざまな国でホームステイしてその文化に触れ、環境問題への取り組みを調べることをライフワークにしてきました。度々訪れているドイツや北欧の国々では人々の環境に対する意識が高く、法律もうまく運用されているようです。また、東南アジアの村々でも環境破壊につながる暮らし方はしていません。それらは、欧米諸国や日本が今まで『発展』という名のもとに失ってきた持続可能型の暮らしそのものなのです。
 そんな中、日本で暮らす私たちは、どうすれば地球に環境負荷を与えず暮らせるのでしょう?例えば蒸し暑い夏でも、換気に気配りすれば多少気温が上がっても不快感は緩和されます。そのためには室内の空気の通りを良くすればよいこと。これは、タンスや平机といった基本的な家具以外に、ほとんどモノを置かなかった昔の人々の知恵でもあるんです。

キッチンをスッキリ。ふだんの小掃除がCO2排出量を削減。

 私たちが使っている家具や家庭の備品である“モノ”は『資源』と『エネルギー』からできています。ですから暮らしの中でモノを多く使うということは、これらが多く使われて環境に負荷を与えるということ。だからこそ所有物を少なくして掃除の労力も少なく済むように、シンプルな暮らし方をしたいと私は考えているんです。キッチンを例にあげると、鍋は調理の用途別に数を揃えるのではなく兼用して数少なく持つ方が良いと思います。そして魚グリルなどの油汚れを洗うときに洗剤と水の使用量を減らすため、先にお湯と一滴の洗剤で浸け置きします。ふだんから小さなブラシやハタキなどで簡単な掃除をして汚れをためないようにしておけば、大掃除で大きなエネルギーを使わずに済みます。

写真

省エネを意識した、洗濯と繊維製品の収納。

写真

 ところで、洗濯は毎日必要ですか?洗濯は回数を重ねると水も電気も使用量が増えて、結果的にCO2を多く排出することになります。また、洗剤を多く使うと水質汚染にもつながります。私は、ふだんから小さなものはお風呂で手洗いにして、洗濯機を回すのは1週間に1回程度にしています。汚れていないカラダを拭くバスタオルは、3回程度使ってから洗うようにします。
 そして衣類やタオルは所定の場所に整理して、繊維製品から出るホコリの抑制を心がけます。ホコリがなければ掃除機をかける回数も減って省エネになりますよ。

エコバックは用途別にいくつかあれば、より便利!

写真

 買い物には、私は5種類くらいの大きさの買い物袋(エコバック)を、持ちやすさや収納量で目的別に使い分けています。内側がクーラーバッグになったものは、夏に魚や豆腐などを買うときに便利ですね。どれも折りたためば、いつも使っている小さなリュックサックに入るサイズです。

生活の糧をモノから気持ちへ。家族みんなで一緒に暮らそう。

 私たちは経済成長を遂げ、物質的にはとても豊かになりました。けれども、ほんとうに幸せで日々、心地良いのかしら?モノがなければ豊かじゃないという所有欲に振り回されているのではないでしょうか。東南アジアの村では物質的には貧しくとも住まいの側に緑が多く、ふりそそぐ太陽や流水があります。それは、昔、日本にもあった暮らしです。かたやヨーロッパでも人々は自然に親しみ、時間を大切にして暮らしています。これらを見ると、私たちはどうして、もっと“ゆとり”を求めてこなかったのだろうという思いにかられます。
 そして、人の暮らしの基本はコミュニケーションだから、家族もひとつ屋根の下に住めばエネルギーは少なくて済みます。家族でなくとも一人暮らしの仲よし同士が集まって暮らそうかという話が私の身近で出たこともあります。みんなが個別の部屋を持ちながら、週末はコテージに集まって語らうとか、共同で野菜づくりをするとか、そんな理想を描いています。そこに温泉が出たらもっと、いいなぁ(笑)