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建仁寺

美の伝承

外と内の中間領域を美しくする

 中間領域とは、外と内の境界。つまり、マンションにおいてのパブリックからプライベートへと移行する空間のことを指します。ここを美しくデザインすることで、生活の豊かさ、精神的な安らぎがより深まっていくと考えています。
 誰もが美しいと感じる街並みとは"境界がはっきりしない曖昧な状態"ではないかと思うのです。“敷地”と“道路”の境界線がはっきり区別されている日本に対して、欧州の古い街並みではその境界があまりはっきりとはしていません。建物と建物の間に広場があったり、道路もくねくね曲がっている。木が一本もなく、ただ石の家や石畳ばかりなのに、こうした風景に何とも言えない美しさを感じるのは、領域の曖昧さではないかと思うのです。

マンションの空間づくりに中間領域の美学をとりいれる。

 私たちのマンションづくりにおいても、外と内をつなぐ中間領域がポイントになります。それはマンションの“敷地”と“道路”の境界のデザインから始まっています。自然石を積んで植栽するなど、どこまでが“道路”でどこまでが“敷地”なのかがはっきり区別できないようにできたら成功です。
 そしてエントランスホールは、より外部とのつながりが感じられる空間とし、小さな窓を付けたその外側に植栽を施します。共用廊下にはわずかなカーブをつけるとともに、廊下幅に変化を与え、さらにアルコーブを設ける。こうして得られた様々な表情に照明などが加わり、より豊かな中間領域が生まれます。
 マンションの敷地に入る前から季節の草花に心をなごませ、エントランスホールから共用廊下を歩いて家に近づいてくことを感じ、だんだんと気持ちがほぐれていく、これが私たちの考える住宅集合のあり方であり、中間領域を美しくデザインするというのはとても意味深いものなのです。

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