連層・繋ぐ家 01
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連層・繋ぐ家 07

連層・繋ぐ家 福岡県

自然の気配と家族の気配を
回遊する中2階で繋ぐ

CONCEPT

開放的な空間で、周囲に気兼ねなく暮らしたい。
いつも家族の声や気配を感じられる家であってほしい。
そんな願いに対し、中2階を設けた多層空間とすることで実現しました。
それぞれの場所に特別感を持たせ、さらに回遊できるようにすることで、家族の距離感もコントロールするように計画。
離れたところでひとりひとりの時間を愉しみつつもひとつの屋根の下にいることが感じられる空間としています。
吹き抜けも組み合わせた開放的な多層空間は自然素材のもたらすぬくもりが家族の暮らしを優しく包み込みます。

CONCEPT 連層・繋ぐ家

中庭側の窓から明るい光が入るセカンドリビング。高くのびる木々の梢は、手が届きそうな近さで、自然の爽やかさが身近に感じられます。中庭を覆う外壁は下からの視線は遮りつつ、絶妙な高さで、その先の街へと視線を導くようにしています。

PLAN

お客様の来訪も多いオーナーご一家。
家族だけのプライベートな空間が欲しいというご要望にどうお応えしていくか。
検討の末、中2階を設けた多層空間とすることで理想の暮らしの実現を図りました。
家族だけのセカンドリビングを2階に。
1階のパブリックなリビングとは、中2階に設けたダイニングキッチンと吹き抜けを介して連なっていく。
独立していながらも、繋がっている感覚・家族の絶妙な距離感を創り出しました。
寝室、水回り、子供部屋とも回遊し、機能面にもきちんと配慮しています。
2階には、旧宅にあった使い慣れたソファを置いて家族の時間がゆったりと流れるセカンドリビングとしました。

PLAN 連層・繋ぐ家 01

ダイニングキッチンからは、2階のセカンドリビング、1階のリビングへと視線が抜けるよう、硝子面材の手すりを採用。「キッチンに立っていても、1階のご主人や2階のお子さんと会話のキャッチボールができる」と奥様も喜ばれています。

PLAN 連層・繋ぐ家 02

アクセントウォールで閉じた中庭は、リビングとフラットなレベルの部分と、その先の70cmダウンさせた部分で構成。ここでも多層空間の発想を活かし、木や石による自然に近い立体感のある造形を目指しました。

MATERIAL

自然素材の質感で、外に対しては街並に存在感を内に対しては上質な空間を。
そんなオーナーのご希望に応えるため、外観のアクセントウォールには圧倒的なインパクトのある石壁を提案。
さらに石積みで邸宅感を醸し出しつつ木調の軒裏で清々しさを演出しています。
室内においても、1階のパブリックなスペースは、外壁から中庭を経て、室内まで連続する石壁や、軒裏から天井まで続くスギ材など自然素材のもつ迫力と風合いで邸宅感を演出しました。
床材やダイニングキッチンの壁面収納の面材は明るい雰囲気とするために木目が美しく、上質感があるタモ材をご提案。
壁は地元九州の素材を活かしたシラス塗り壁で質感を大切にしつつ空間に柔らかさをもたらしています。

MATERIAL 連層・繋ぐ家 01

アクセントウォールの前面には、豊かな植栽を配置。石の質感と木々の爽やかさが街並に潤いを与えるよう配慮しました。

MATERIAL 連層・繋ぐ家 02

玄関からのアプローチは石壁と床のタイルが室内まで続き、素材を連続させることで内と外をつないでいます。

SPECIAL

より住まいを住まう人の想いを表現し、体の一部のような心地よいものとするためにディテールを大切にしました。
たとえば現地は、緑豊かな美しい街並の高級住宅地。
住まう人の街へのリスペクトや愛着を感じさせる佇まいとするために、中庭を包む外壁は、プライバシーを守りつつも、街と完全に遮断されないよう高さを計算。
中庭に配した高木が外壁の上から覗き、道行く人に中の気配を感じさせたり、中2階のダイニングやセカンドリビングから、外壁越しに街並の広がりが窺えるようにし、街とも繋いでいます。
また、エアコンやスイッチ、モニター等は壁厚や家具を利用して“見えない”ように。
余計なものが視界に入らず、心地よい暮らしを存分に味わえるように配慮しています。

SPECIAL 連層・繋ぐ家 01

石壁に包み込まれた中庭と一体となった1階リビング。余計なものが目に入らないようディテールにこだわり、中庭の緑と自然素材がつくり出す上質で気持ちのよい空間を存分に楽しめるよう配慮しました。

SPECIAL 連層・繋ぐ家 02

中庭の5メートルを超すアオダモは、壁越に外からもその姿を窺え、街並を彩ります。他にモミジやセッコク、ハイノキ等、そのまま山に生えているような樹形のものを選択。ベンチも配し、自然の中にいるように楽しむことができます。

SPECIAL 連層・繋ぐ家 03

東側にも庭を設定。和室の地窓からも、その風情を楽しめます。

担当アーキテクト

連層・繋ぐ家 担当アーキテクト

まずオーナー様の旧宅を拝見し、その印象も踏まえながら、ご要望を伺いつつ、新居での新しい暮らしをイメージ。そこからの発想を形にしていきました。たとえば空間をできるだけ広々とすっきり見せることを優先し、スイッチ類はほとんど建具内に収納。扱いには多少慣れが必要ですが、それを含め、生活を楽しんでいただけていると聞き、うれしく思っています。

物件データ

連層・繋ぐ家 物件データ

家族構成/夫婦+子ども1人
所在地/福岡県

敷地面積/330.39㎡
延床面積/251.75㎡
取材年月/2017年7月

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