2009年6月16日
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国土交通省「住宅省エネラベル」への積水ハウスの対応について
*********************************温暖化防止の観点から、住宅にも省エネルギー性能の向上が求められています。居住時におけるエネルギー消費の比率は、冷暖房、給湯、照明・家電で約1/3ずつであり、これら全てに対してバランスの良い省エネルギー対策が必要です。このため従来の断熱基準 ※1 に加え、暖冷房設備や給湯設備等の効率性も加えた総合的な省エネルギー性能を評価する「住宅のトップランナー基準 ※2 」が2009年4月から経済産業省・国土交通省により施行されました。
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更に、このトップランナー基準を用いた国土交通省の指針 ※3 が2009年6月に公開され、これに基づき、戸建住宅に「住宅省エネラベル」を表示できるようになりました。
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一般に住宅の総合的な省エネルギー性能は分かりにくいために、住宅購入時の判断が難しい面がありましたが、これで安心して省エネルギー住宅を購入できることになります。積水ハウスでは、2003年に全ての戸建住宅で次世代省エネ断熱基準を標準化したことに加え、2005年から実施している地球温暖化防止活動 「アクションプラン20※4」では、高効率給湯器の標準化、太陽光発電システムをはじめとする省エネ・創エネ設備の積極的な導入を図っており、総合的に高い省エネルギー性能となっています。
このため、積水ハウスの戸建住宅は標準で住宅省エネラベルに対応しておりますが、お客様個別の住宅の適応状況については最寄りの事業所にお問い合わせ下さい。なお、2009年3月に販売を開始した戸建住宅「グリーンファースト」は、太陽光発電システムや家庭用燃料電池を標準搭載しており、基本的な仕様でトップランナー基準を大きく上回る環境配慮型住宅です。
※ 1 「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」(平成18年経済産業省・国土交通省告示第3号)及び「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計、施工及び維持保全の指針」(平成18年国土交通省告示第378号)
※ 2 「特定住宅の性能の向上に関する住宅事業建築主の判断の基準」(平成21年経済産業省・国土交通省告示第2号)
※ 3 「住宅事業建築主が住宅の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止及び住宅に設ける空気調和設備等に係るエネルギーの効率的利用のために特定住宅に必要とされる性能の表示に関し講ずべき措置に関する指針」(平成21年国土交通省告示第634号)
※ 4 1990年、2000年に当社が実施した調査結果から、2010年のCO2排出量を予測し、優れた断熱・気密仕様や高効率給湯器の採用により、対策を講じない場合からCO2排出量を20%削減することを目指す積水ハウスの自主的行動計画。<本件のお問合せ先>
積水ハウス株式会社 広報部
(大 阪)06-6440-3021 (東 京)03-5575-1740