バリューチェーンを通じた顧客満足の追求 積水ハウスのキッズデザイン

「第13回キッズデザイン賞」において、全受賞作品263点の中から「イクメン休業」の取り組みが優秀賞・男女共同参画担当大臣賞を受賞。「ベビーOS(3歳未満の乳幼児に特有の思考や行動)研究」が特別賞・審査委員長特別賞を受賞しました。また、賞の創設以来13年連続で「キッズデザイン賞」を受賞しました。

キッズデザイン協議会と共に、次世代を担う子どもたちの健やかな成長発達につながる社会環境の創出にむけて

 2006年5月、次世代を担う子どもたちの健やかな成長・発展につながる社会環境の創出を目的としたキッズデザイン協議会が発足し、積水ハウスは発足当初から、協力、支援を行っています。「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」という、キッズデザイン協議会の3つのデザインミッションに共感し、当社では子どもが安全かつ感性豊かに育つ社会環境、子どもを産み育てやすい社会環境の創出を目指して活動を進めています。


 キッズデザイン協議会の活動の一つとして「キッズデザイン賞」が設けられ、2019年までに13回実施されています。

子どもたちを産み育てやすいデザイン部門において、「イクメン休業」が優秀賞・男女共同参画担当大臣賞を受賞

 「『わが家』を世界一 幸せな場所にする」というビジョンより、お客様に幸せを提供するためには社員も幸せであるべきという考えのもと、男性社員1ヵ月以上の育児休業完全取得を宣言し、2018年9月より男性社員の家事育児への参画を促す育児休業制度「イクメン休業」の運用を開始しました。円滑な導入ができるよう社内サポート体制を整備し、全社を挙げて取得を促進した結果、開始から1年を経過した2019年8月末時点で取得期限を迎えたすべての男性社員253名が、1ヵ月以上の育児休業を100%取得しました。妊娠がわかってから育休取得までの時間を利用して、自らの仕事や時間の使い方、社内外のコミュニケーションの再認識ができる等、イクメン休業が生み出す価値と効果は「本人とその家族」だけでなく「職場」「会社」「お客様」に広がっています。「育休経験によって上司・同僚や顧客に対しても好影響があるという調査結果は注目に値する。多くの業種業態で取り組むべき先進例である。」として、優秀賞・男女共同参画担当大臣賞を受賞しました。


 社内に蓄積されたデータや事例を基に「キッズ・ファースト企業」として男性の育児参加を促進する社会を牽引していきます。

写真:実際に「イクメン休業」を取得した男性社員とご家族

実際に「イクメン休業」を取得した男性社員とご家族

子どもたちを産み育てやすいデザイン部門において、「ベビーOS(3歳未満の乳幼児に特有の思考や行動)研究」が特別賞・審査委員長特別賞を受賞

 3歳未満の乳幼児(以下、ベビー)期は、誤飲ややけど、ベッドでの窒息・転落など、特有の事故が起こりやすい時期です。そこで、育児用品メーカーのコンビ株式会社(東京都台東区)と共同で、ベビーの行動観察と親へのヒアリング調査を行い、ベビー期特有の思考や行動特性「ベビーOS」を把握しました。その結果を元に、安全・安心に配慮した上で、ベビーが楽しめるデザインの発想法を構築し、「ベビーOS」シートとして資料化しました。 これにより、デザイナーや商品開発者は、ベビーの思考や行動特性を理解し、商品やサービスのデザインに活かすことが可能となります。パパやママにとっても、ベビーの安全配慮に役立つものとなっています。「安全配慮・事故防止観点の「ハザード」と、子どもの創造性と五感を喚起する「プレイフル」の2軸で成果がまとめられている。」として、特別賞・審査委員長特別賞を受賞しました。


 今後も研究成果を幅広く商品開発・生活面での安全配慮に活用し、ベビーの安全・安心な環境づくりを実現していきます。

写真:2歳児の行動観察調査の様子

2歳児の行動観察調査の様子

写真:ベビーOSをわかりやすくまとめた資料「ベビーOS」シート

ベビーOSをわかりやすくまとめた資料「ベビーOS」シート

ロゴ:KIDS DESIGN AWARD 2019

2019年度は、
 NPO

NPO

Non-Profit Organizationの略称で、さまざまな社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し、収益を分配することを目的としない団体の総称。

法人 キッズデザイン協議会が主催する第13回「キッズデザイン賞」において、子どもの安全や成長に配慮した当社の取り組みのうち13年連続で「キッズデザイン賞」を受賞しました。

<子どもたちを産み育てやすいデザイン部門>

  • 「イクメン休業」
  • 「ベビーOS(3歳未満の乳幼児に特有の思考や行動)研究」
  • 江古田の杜プロジェクト

<子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門>

  • 木調横ルーバー手摺

<子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門>

  • 抗疲労効果のある勉強環境の研究
  • 絹谷幸二 天空美術館「フレスコ体験」